レディーバードクラブ


2月8日 レディーバードクラブ 関東甲信越静合同大会開催 SCREEN・HD・グラフィックアーツ業界のユーザー会が開催されました。当社は賛助会員として出席致しました。大会では、中桐万里子氏「七代目が語る二宮金次郎」、池谷裕二・東京大学教授「脳を知って脳を活かす」のご講演がありました。

PAGE展


2/8  2017PAGE展開催 東京池袋サンシャインシティで2017年PAGE展が開催されています。PEGE展は印刷産業の技術展示会です。当社では出展各社様の搬出入作業、ディスプレイを受託しております。

連結車両(セミトレーラー)のブレーキ特性


セミトレーラーのブレーキには、様々な種類があり、それぞれのブレーキによってブレーキが効くタイヤが異なります。連結車両はブレーキ操作についての理解の深さと正確さが重大事故を防ぎます。どのようなブレーキがあり、それぞれがどのような特徴があるのかを十分に理解しましょう。

1. フットブレーキ

トラクター部分とトレーラー部分のすべての車輪にほぼ同時に作動します。海外メーカーの中には、作動時間差を設定しているところもあるようです。

2. トレーラーブレーキ

 

トレーラー部分(後部)にのみ作動させるもので、運転席のレバーで操作します。走行中、エキゾースト(排気)ブレーキを作動させた時のトレーラーの押し上げ(突き上げ)防止が主な使い方です。また、信号での一時停止時は、駐車ブレーキの代わりとして代用したり(フットブレーキと併用します)、上り坂での坂道発進時や、下り坂での押し上げ防止(ジャックナイフ現象)などに利用します。

3. エマージェンシーブレーキ

 

トレーラー部分に作動する非常ブレーキで、ブレーキ・エア圧の低下時やエマージェンシーラインが破損した時に、安全のため自動的に作動します。

4. エキゾースト(排気)ブレーキ

エキゾーストブレーキはエンジンブレーキの一種であり、トラクターの駆動軸に作動させるもので、運転席のレバーで操作します。一定回転数以下になると自動的に作動しなくなるため、停止したらスイッチを解除する必要があります。雨や行き道、凍結路などの滑りやすい路面では、ジャックナイフ現象を起こしやすいので、使用しないようにしましょう(リターダーモ同様です)。仕組みとしては、エンジンの排気管内の弁を閉じることにより、排気ガスが抵抗となりピストンの動きを鈍くし、タイヤの回転を抑制する効果が出ます。

5. リターダー

リターダーを広義に定義すると、エキゾーストブレーキ、エンジンブレーキ、リターダーを指します。これらは同じ操作で作動します。スイッチを入れておけば、走行中にアクセルから足を話すだけで自動的にブレーキが効き始めます。リターダーは全てエンジンブレーキの効きをサポートするもので、駆動軸のみに効果があります。一般的にリターダーとは、電磁式、油圧式(流体式)、永久磁石式などによってプロペラシャフトの回転に抵抗を加え、制動力を得るものです。強力な制動力が得られるので、流体式のリターダーを使っていると、多用した際にエアーが不足したり、滑りやすい路面で後輪がスリップする原因となることがあります。各メーカー取扱説明書を熟読し、それぞれのリターダーの特徴を理解しましょう。

6. パーキングブレーキ(駐車ブレーキ、サイドブレーキ)

トラクター部分にはレバー式、トレーラー部分にはネジ式のものが装備されており、それぞれ独立して操作して作動させます。

7. マキシブレーキ

トラクター後輪にかかるスプリングブレーキを、マキシブレーキと呼びます。最近では、トレーラーにもスプリングブレーキが付いている場合は、連動するようになっています。基本的には、停車時における補助駐車ブレーキで、スイッチのON/OFFで操作します。取扱説明書には通常、「パーキングブレーキの補助として使用する」と記載されています。マキシブレーキは、マキシ、マキシマ、スプリングとも呼ばれています。

8. スプリングブレーキ

トラクター部分のパーキングブレーキであるとともに、ブレーキ・エア圧の低下時に自動的に作動する非常ブレーキです。最近はトレーラー部分にも装着されることがあります。

引用参照 鋼材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック 改訂版