安全運転と事故防止策【安全輸送のための積付け作業・固縛作業】


トラックやトレーラで荷物を安全に運ぶには、さまざまな注意事項があります。

運転前の作業としてあげられるのは「積み付け」や「固縛」でしょうか。

一緒に確認していきましょう。

 

荷役作業時の墜落・転落災害

貨物自動車運送事業における死傷者事故は、墜落・転落によるものが3割弱との原因分析があり突出した状況にあります。鋼材輸送等においては、お客様(発側)では作業台や固縛施設等の安全設備が整備されてきていますが、お客様(着側)においては十分配備されている状況にありません。運転者の積付け技能や固縛技術をさらに向上させ、車両からの転落・墜落防止を図るとともに、お客様との定期的な会議(パートナーシップ会議等)を通じて安全設備等の設置を推進し、事故の撲滅に取り組む必要があります。

 

固縛、シート掛け時の事故

■荷台において、製品や車上備品との接触、つまずき、滑り(雨天含む)、強風の煽りによる転倒、転落事故。

■車上での後ずさりや、不安定な作業姿勢に起因する転倒・転落事故。

■積付け、積卸における作業台不備による車上からの転落事故。

■荷締機使用時の転落(からすかしによる)、荷締め機の足蹴りによる事故。

■積付材料(ワイヤー、台木、シート等)の路上落下・乗り上げによる交通事故。

■固縛基準違反(手抜き作業、指定材料使用義務違反等)による製品落下事故、及び慣れによる事故。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

4月 車上でシートの折りたたみ作業中、突風に煽られ車上より転落

8月 需要家構内でパイプ取卸中、荷崩れにより玉掛補助の運転者が重大災害

8月 固縛基準違反及び積付け不備による製品(BIC)落下事故

11月 他車両の落下物により当方のトラクタのフロントガラスが損傷

事故防止対策のポイント

・定例訓練計画により固縛基準教育と体感教育を重層的に実施しましょう。

・走行中シートが膨らんだり、はがれないように十分固縛します。(シート不良による濡損事故に注意)

・荷締機は補助ワイヤーや「環」を利用し荷台フックに直接使用は行わないでください。

・車上で背中を荷台外側に向ける作業は厳禁です。荷締機は「押し締め」が鉄則です。また、シート展張時の危険回避のため可能なかぎり地上作業を行いましょう。

・昇降設備、作業台、梯子等の安全設備が設置されている場合は必ず利用しましょう。

・安全な作業姿勢がとれるように、固縛材料及び荷台上の整理・整頓・清掃・清潔(4S)を徹底してください。

・荷締機、ワイヤー等の定期点検と管理状況の可視化と記録を行い、基準に従い交換、修理を行います。

・運転途中休憩時は、車両点検(一周り点検)と共に積荷点検を行います。

・「指差・確認呼称」を厳守。「固縛(注意)ヨシ!足元(注意)ヨシ!」

 

固縛基準

固縛基準については、公益社団法人全日本トラック協会が作成した「鋼材積付け・安全輸送マニュアル」や「荷主企業」が制定した基準を遵守しなければなりません。

 

運転者の「積荷落下防止責任」

■鉄鋼製品等重量物には集中荷重偏荷重になる製品も多く、積込者に対し具体的に積載位置を指示することが重要です。

■車両後方への製品の積み付けは、連結車両ではジャックナイフ現象の可能性があり、「プロ運転者」として積み付け指導・監督が大切です。

■車両は積荷の力が荷台の中心(荷台中心=積荷の総合重心位置)に働くよう設計されているため、中心位置に積付け、安全走行を実施しなければなりません。

■積み付け完了後の「積荷落下防止責任」は運転者です。(道交法第75条の10)

 

心身の健全

交通事故防止の鍵を握るのはやはり感情豊かな人間である運転者の自己コントロールと、理論と実践に基づく管理者の強い指導力です。運転操作は日々の身体と心の健康状態に左右されるとともに、人間が持つ集中力の問題に深く関わりを持っています。人の緊張状態は長くは続かず、ヒューマンエラーによるウッカリ、ボンヤリ状態を発生させ、時として重大事故を引き起します。永年にわたり無事故を継続してきた「プロ運転者」からのヒアリングでは、「心身を健全に保つこと」、「緊張感を上手く維持すること」とともに「指差・確認呼称」(ユビサシカクニンコショウ)の重要性を異口同音に答えています。

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

・ 3月  睡眠時無呼吸症候群の可能性がある交差点事故

・ 5月  体調不良による運転操作不可 交差点電柱への衝突事故

・ 8月  前方不注意による追突重大事故

・10月  走行中落下した備品を拾おうとして前方不注視 三重衝突事故

・11月   停車中の車両に連結車両が追突 ぼんやり(睡眠不足)運転

・12月  睡眠不足(ぼんやり)運転 対向車線へ逸脱 建物損壊事故

 

過酷な労働が社会問題として取り上げられるようになり、雇用主はもちろん、個人個人が自分自身で「心身の健全」をより見直さなければならない時期なのではないでしょうか。

「忙しい」を理由にせず、早め早めの対策が必要です。

 

引用参考 鉄材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック

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安全運転と事故防止策【健康起因事故、過積載、飲酒】


安全運転をするには、運転中の心がけだけではなく、普段の行動からきちんと見直していくことが大切です。

何気ない「このぐらい大丈夫」が事故に繋がってしまうのです。

 

健康起因事故

事業用トラックによる交通事故が全体に減少傾向にあるのに対し、脳・心臓疾患や体調不良など、ドライバーの健康に起因する事故はむしろ増加傾向にあります。公共の道路上で「重量物輸送」を行うドライバーの健康維持と健康管理の徹底により安全運行を確保しなければなりません。

 

健康起因事故の例

  • 心筋梗塞を発症した運転者が、停車中の車両から意識不明の状態で発見された。
  • 運転者がクモ膜下出血により意識を失い、車両が道路外に転落した。

資料:(公社)全日本トラック協会「健康起因事故防止マニュアル」

 

過積載

過積載輸送は、車両性能、自然環境、道路等を悪化させるとともに、法令遵守の視点からも「重量物輸送」の「事業者」にあってはなりません。

 

■過積載は車両の制動性能を悪化させ大事故に直結する非常に危険な行為です。

■過積載は定量積載時より、後部から押す力が大きくなりジャックナイフ現象を起しやすいです。さらにバランスを崩しやすく、カーブ等では強いアンダーステアーになり、横転を誘発する非常に危険な行為であるといえます。

■過積載走行は、下り坂では通常よりスピードが加速し、フェード現象・べーパ・ロック現象を起しやすく事故の確率が高いです。

■過積載は燃費の悪化を招き、NOxを通常以上に排出します。また、道路や橋梁等に深刻な影響を与え、騒音等環境負荷を増加させます。

■過積載はエンジンやサスペンションなどへの負担が大きく、車両の寿命を縮めると同時に、クリップボルトが折損し車輪が外れる事象や、タイヤが破裂(バースト)する可能性があります。

■道路からの振動によりブレーキパッド等の摩耗が激しく、部品修理や交換頻度を高めることになります。

飲酒

「何人も飲酒運転をしてはならない」という道交法65条の規定を言うまでもなく、飲酒による

重大事故は許すことのできない大犯罪です。「飲んだら乗らない」は社会人としての最低の常識で

あり、ましてや物流を職業とする者にとっては弁解の余地は皆無です。

 

飲酒運転の脳・体への影響

1.動体視力が落ち、視野が狭くなり、そのため信号の変化や路上の人や車の動きの見極めが遅れる。

2.抑制がとれ理性が失われ、運転に必要な判断力が低下する。スピードを出していても気づかなかったり、乱暴なハンドルさばきをする。

3.集中力が鈍っているため、とっさの状況の変化に対応できなくなる。

4.運動をつかさどる神経が麻痺しているため、ハンドル操作やブレーキ動作が遅れがちになる。

5.体の平衡感覚が乱れ、直進運転できず、蛇行運転をしたりする。このため、信号無視、カーブを曲がりきれない、横断中の人の見落とし、ハンドル操作の誤り、ガードレールや電柱への衝突などをして、悲惨な事故を招く。

 

道路交通法「酒気帯び」基準値と「酒酔い運転」

「酒気帯び」とは「血液1㎖ 中のアルコール分が0.3mg以上または、呼気1ℓ中アルコール分が0.15mg以上」ということです。深酒翌日の濃度が基準以上であれば、「酒気帯び」運転となります。

「酒酔い運転」はアルコールの影響により、正常な運転ができない状態での車両の運転でありますが、双方ともに絶対に許してはなりません。

 

健康、過積載、飲酒……ほかにも普段の生活で見直さなくてはならない箇所はありませんか?

「ちょっとしたことだから」と思っていたことが大きな事故に繋がってしまう可能性は0ではありません。

ドライバーの皆さんに限らず、歩行者も含めお互いに日々気を付けて行動しましょう。

引用参考 鉄材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック

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安全運転と事故防止策【高齢者や子供、二輪車、車両火災】


普段から車を運転されている方は痛感しているかと存じますが、高齢者や子ども、自転車などの二輪車の飛び出しは日々ひやりとしますね。

トラックやトレーラはとくに死角が多いですから、より注意して走行しましょう。

高齢者や子供の事故

65歳以上の高齢者の交通事故は高止まりを示しており、特に死者数では最も多発している世代(41%/警視庁/平成23年)です。「重量物輸送」においては高齢者・子供の行動特性を理解して防衛・安全運転に努めなければなりません。

 

■深夜、早朝、夕暮時、高齢者の散歩等により発生した事故(横断時の重大事故)が多い。

■高齢者の服装は黒っぽいケースが多く運転者の判断が遅延する原因となる。

■高齢者の横断禁止道路での横断・斜め横断・信号無視・歩行速度が遅いこと等による事故が増加傾向にある。

■歩行中のみならず、高齢者の運転による事故が多発傾向にあり注意が必要である。

■高齢者・子供は何時も自分を見てくれているとの思い込みがあり注意が必要である。

■子供の咄嗟の動きや道路への飛び出し、ならびに学校の近郊での事故が発生している。

■車の空送距離、制動距離を含めた停止距離に関わる理解が不十分である。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

6月 6歳女の子が道路に飛び出し頭部損傷

7月 6歳男の子が道路に飛び出し頭部損傷

 

夏とその前後は、子どもはアクティブに動くことが多いですよね。

また、暑さにより薄着になっているのも理由の一つかもしれません。

厚着している冬はすこし衝撃を吸収してくれるようです。

 

事故防止対策のポイント

自転車に乗った高齢者、子供の側方通行の場合は十分な間隔をとるようにしましょう。

高齢者、子供の集まる所(学校等)、通学路等は極力避けて走行します。(指定道路の通行)

高齢者の運転車両を発見した時は、当該車両を先行させるか近づかない運転を行いましょう。

高齢者・子供を見たら減速し動きを注視し、予測しながら、防衛運転・予知運転・思いやり運転に努めることが大切です。(後続車追突防止にも配慮)

「指差・確認呼称」を厳守。「高齢者・子供(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!」

 

二輪車(自転車含む)の事故

二輪車は四輪車に比べ小さいため、ミラーの死角に入ることが多いです。また車間のわずかな隙間をジグザグ走行することにより、発見が遅れ重大事故に繋がるケースがあります。

 

■バランスを崩し転倒しやすい構造であり、路面状況(水、落葉、雪)や大型車の風圧で転倒する事故事例がある。

■二輪車は急な進路変更を行うケースが多く、また急ブレーキによる転倒確率が高い。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

10月 原付バイクと接触し、男性の運転するバイクが転倒した重大事故

事故防止対策のポイント

巻き込み防止(右左折、側方通行)に注意し、前方の状況を予測しながら防衛運転・危険予知運転に努めましょう。

二輪車を先に通行させるかまたは最徐行し、接触・転倒や急激な進路変更等を想定して防衛運転に徹するようにしましょう。

「指差・確認呼称」を厳守。「二輪車(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!」

 

車両火災事故

貨物自動車の車両火災事故は年間に約400件発生しており、年々増加する傾向にあります。

車両火災は、車載の消火器で消し止めることはほぼ困難であり、消防活動による長時間の通行規制や周辺への延焼など社会に与える影響は大きいです。また、積み荷や車両の焼損など荷主や事業者の損失も多大となります。

制動装置や車輪・車軸などの整備不良が主な原因であり、日常点検・点検整備の励行により車両火災の防止に努めなければなりません。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

1月 リレーエマージェンシバルブ内の水分凍結

2月 ホイールベアリングの焼付き

2月 スプリングチャンバの劣化

5月 駐車ブレーキ解除忘れ

9月 チャンバ不良によるブレーキドラムの過熱

12月 スプリングチャンバの劣化

火災のメカニズム

・ブレーキの引きずり

ブレーキドラムとライニングが引きずった(接触した)まま走行することにより、ブレーキドラムとライニングの摩擦熱で火災が発生します。

 

・ホイールベアリングの整備不良

回転部位の潤滑不良(グリス不足)や破損による動作不良などの摩擦熱で火災が発生します。

 

事故防止対策のポイント

ブレーキ

・リレーエマージェンシバルブの作動不良

・凍結はないか

・スプリングブレーキ(ブレーキチャンバ)のエア漏れはないか

・摺動部の作動不良はないか

・駐車ブレーキの解除忘れはないか

・エア圧低下による非常ブレーキの作動はないか

 

車輪・車軸

・給油脂の不足はないか

・組み付け不良(ガタ)はないか

 

車両火災事故は、周囲を巻き込むたいへん大きな事故です。

整備不良が主な原因であると上でも述べられていますが、日々の点検を怠らないようにしましょう。

 

引用参考 鉄材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック

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安全運転と事故防止策【踏切横断時、後退時】


トラックやトレーラを走行時に、よく踏切を通過するかたはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

踏切での事故は、車に限りません。

どんな時でも踏切付近はとくに気を付けましょう。

踏切横断時の事故

踏切事故は自動車運転者の死傷に直結するだけでなく、列車の脱線を引き起し多数の乗客等が死傷する可能性があり、絶対に引き起こしてはなりません。

踏切内での脱輪事故、踏切先のスペースと自車の寸法認識の甘さ等により、踏切内に閉じ込められる事故が発生しています。

踏切走行時は段差等によるエンストや脱輪の可能性が大きく、特に冬期はスリップ事故に特段の注意が必要といえます。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

4月 踏切でトレーラが脱輪し、特急列車と衝突事故発生

事故防止対策のポイント

「重量物輸送」用の基準緩和車両は、特車許可経路の走行を厳守しましょう。許可経路から逸脱した踏切を走行してはなりません。

線路の手前では必ず一時停止し、窓を開け自分の目と耳で左右の安全を確認し少し中央寄りを通行します。

自車が長く重い車両である事を十分認識し、踏切先のスペースを確認・判断しましょう。

エンスト防止のため、変速せずに対向車や歩行者に注意し、脱輪しないように走行してください。

警報機がなりはじめたら、遮断機が下りていない場合でも線路の手前で停止するようにしましょう。

「指差・確認呼称」を厳守。「踏切(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!歩行者ヨ

シ!」

 

万一、踏切で立ち往生した時の措置

警報機のある踏切では、警報機に取り付けてある押しボタン式の(非常ボタン)を戻らなくなるまで強く押します。

踏切支障報知装置(非常ボタン)の側面ランプの点灯後、直ちに最寄り駅または、警察に連絡してください。

非常ボタンのない踏切では、発炎筒を使用して列車の来る方向に走り合図しましょう。

列車の来る方向が不明な時は、周囲の応援を受け、列車に緊急通報の合図を行ってください。

列車が近づいて踏切から離れる時には、列車の進行方向には進まないでください。

 

安全を確保し、速やかに各所に知らせることが重要です。

焦らずに、しかし急いで行動しましょう。

発煙筒の性能と取扱い

昼間でも600m以上の距離で確認できる赤色炎を5分間以上発し燃焼する。

大雨の時でも発煙筒の炎管を斜めに立てておくと燃焼する。JIS規格は有効期限4年。

発煙筒は手に持つこと、地上に立てることも横にすることも可能である。

火器に近づけないこと。可燃物の側で使用しないこと。点火時は筒先を顔や手に向けない。

 

発炎筒の使い方

《点火方法 例 1 》

防湿テープより上部のふたを左右にひねり、テープを切る。

筒の上部を外側に向けてふたを引き抜くと発火する。

 

《点火方法 例 2 》

上部のふたをひねりながら抜く。

上部のふたの「スリ付薬塗布紙」で発火薬をこする。

 

後退時の事故

「重量物輸送」車両は死角が多く、後退時の重大災害、接触事故が発生しています。積込、取卸現

場のなかには、狭く混雑した場所や、公道での後退作業が発生することがあります。

このような交通状況のなかでは、焦り等が生じる場合もありますが、安全最優先企業の「プロ運転者」として、後退時の事故は絶対に起してはなりません。

事故は企業・運転者の評価を落とすだけでなく、重大事故に直結することを忘れてはなりません。

 

一年を通して重大事故になりやすい傾向の月

5月 現場誘導者の指示により後退し、再度切り返して後退したが、焦りもあり車両左側後部をガードレールに接触し損傷

6月 お客様工場内での後退時、停車中の乗用車に接触

事故防止対策のポイント

後退作業は事故多発作業との認識に立ち、安全第一の視点からまず車両から降り、目と足で確認しコースの目標取りを行いましょう。

バック運転操作は慎重に最徐行で実施します。

バックアイカメラは左右の死角もあり、補助機能として利用し確認は運転者自身で行います。

誘導者(無資格者含む)がいる場合でも、運転者が自己責任を持って、誘導者を過信せず、運転操

作を行うようにしてください。

新規納入工場や新たな工事現場内では、不安を感じる時は必ず実測し確認しましょう。計測用巻尺は常時準備しておくことが大切です。

万が一、後退作業が困難と判断した時は、事務所管理者と連絡し、指示を受けるようにしてください。

「指差・確認呼称」を厳守。「バック(注意)ヨシ!前方ヨシ!右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!」

 

後退するタイミングは駐車するときを含め、常にあると思われますので、日々気を抜かずに運転しましょう。

 

引用参考 鉄材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック

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