月別アーカイブ: 2019年4月
大型連休を前に
歴史上初の大型連休が いよいよ目前に迫っています。
昨年末、特別法案「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律案」
が成立しました。
新天皇の即位・改元は 5月1日で、この日は祝日となります。
そして、国民の祝日に関する法律により、
祝日に挟まれた日は、「国民の休日」となるため、前後も休日となり
2019年のゴールデンウィークは 史上初の10日間連休ということになります。
10代~70代の男女1,117名を対象に、インターネット調査によると
連休の取得率については
10連休以上・・・33%
7~9連休・・・5%
5~6連休・・・33%
3~4連休・・・16%
なし・・・12%
「2019年のGWをどのような事に活用しますか(複数回答可)」の問いに
1位・・・自宅でゆっくり休む → 61%
2位・・・海外旅行 → 43%
3位・・・国内旅行/帰省 → 36%
また 長期の休暇であることから 休養と外出をバランスよく取り入れた過ごし方をされる方が
多くいるようです。
しかし 例年より 外出のピークが分散されると予想されている
とはいえ、ゴールデンウィークは 通常時よりも交通量が激しく増加し、交通集中による渋滞が発生することは避けられません。
●渋滞予想●
多くの方が 連休前の旅行計画の際、渋滞を避けるため
帰省ラッシュの予想情報などを参考にします。
こうした渋滞予測は、NEXCOの前身である旧日本道路公団が
昭和62年から開始した情報案内です。
この渋滞予想は 過去3年分の渋滞データを重ね合わせ
このデータに、曜日配列、道路の開通状況や料金割引制度の変更点
潮目や周辺イベントの開催状況なども加味して最終的な渋滞予測を算出しています。
また 車両にナビが搭載されていなくても
スマートフォンアプリのGoogle Map では
ナビだけでなく、リアルタイムの渋滞状況や交通情報を見ることができ、
ユーザーが実際に使っているスマートフォンの移動状態から収集している為、
精度が高いといわれています。
ゴールデンウィークだけでなく この渋滞予報は
一般家庭から物流業の分野でも幅広く活用されています。
その精度が上がったからこそ
一般ユーザーのみならず企業ぐるみで この情報を最大限に活用し
渋滞緩和を目指し、快適で円滑な交通状況にしていきたいものです。
●サンデードライバー●
「サンデードライバー」とは
平日に仕事やプライベートで車を運転することはほとんどなく、
休日でしか車の運転をする機会がないドライバーのことを言いますよね。
サンデードライバーでも 運転の技量やテクニックなどは もちろん異なるのですが
一般的に 運転に不慣れな印象が否めません。
このサンデードライバーだけでなく 運転初心者や
レンタカーなど普段乗りなれない車両を利用するドライバーも
ゴールデンウィークともなれば 普段より道路に溢れることが予想されます。
そして そういったドライバーが
慣れ親しんだ道でない、初めて利用する道やめったに乗らない高速道路の利用も増大します。
サンデードライバーの傾向
ブレーキを頻繁に踏む
ブレーキを踏み続ける
高速道路の追越車線をマイペース走行
高速道路の合流や分岐がスムーズにできない
ライトの点灯を忘れる
上記のような 傾向が多くみられるそうです。
ベテランのトラック、トレーラのドライバーさんたちは
運転に不慣れなドライバーを見つけた際には
寛大な気持ちと警戒心を持ちつつ
いつもよりも十分な車間距離をとり 安全運転を心がけましょう。
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運輸と春の新生活〈引越〉 2
引越トラブル
- 引越業者に連絡が取れなくなった
- 運ばれた荷物が損傷したため、引越業者に弁償を求めたが、作業は適切だったと言って応じない
- 引越業者に無断で組み立て式の家具を分解され、再組立できなくなった
引越安心マークとは
目的
審査基準
運輸と春の新生活〈引越〉1
毎年春になると
街には大きなランドセルを背負った小さな1年生や
やや大きめの制服を着た学生さんといった新入生の姿を
見ることができ、微笑ましくなりませんか
新しい年度の始まりを迎えるにあたって
多くの人々が 新生活に向け その準備を始めますが
その新生活を陰ながら最もサポートするのが
運送業界といえるのではないでしょうか
新年度からの転勤や進学で 新居に移り住む方にとって
大切な家財を運ぶ担い手として運送業界、
特に引越業者の繁忙期は
2月からと言われています。
本日は その引越運輸について
覗いてみましょう
引越人口
総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」では
1年単位で地方自治体間の住民票の移動を追った
全国の人口移動状況のデータを見ることができます。
この数値を見れば、その年に引越した人口がどのくらいの人数になるのか
把握することができます。
2018年のデータ
☆日本国内における市区町村間の移動者数は
535万9174人となり,前年に比べ4万557人の増加
☆都道府県間の移動者数は
253万5601人となり,前年に比べ3万537人の増加
☆男女,年齢階級別にみると,最も多いのは,
20~24歳の男性
☆都道府県内の移動者数は
282万3573人となり,前年に比べ1万20人の増加
「転入超過」
転入が転出よりも多い事を「転入超過」といいます。
この転入超過数のデータを見ると そのエリアが
いかに住宅や職業が提供できる環境と、人が集まる魅力があると言えるとともに
運輸、運送業界のニーズもそこに見えてきます。
この都道府県別の転入超過数をみると,
東京都,埼玉県,神奈川県,千葉県,愛知県,福岡県,大阪府及び滋賀県の8都府県が該当しており
滋賀県は 前年の転出超過から転入超過へ転じています。
また、転入超過数が最も多いのは東京都(7万9844人)となっていて
いまだに大都市への人口の流出が見て取れます。
一方で 転出超過となっているのは
茨城県,福島県,新潟県,長崎県など39道府県となっています。
このような具体的な数値が表すように
引越をするエリアや人数は 明確で
そこには引越業者、並びに運輸業者の熾烈な顧客獲得が繰り広げられています。
引越運輸業者
現在 引越し事業を専業としている事業者数は3,000社程度と言われています。
一般の人々は 引越業者を選定するのに
どのような方法をとっているのでしょうか
今はインターネットで引越業者の評判や評価を容易に閲覧でき
大手引越業者数社の「ネット一括見積」といったサイトで
料金やサービスも簡単に調べることができる時代です。
自分に合った、納得できる引っ越しをするために、
会社の知名度や価格の安さだけに頼らずに
引越業者を選ぶ人も増加しています。
大小様々な引越業者の中から ユーザーが安心して利用できる引越業者を認定した
「 引越事業者優良認定制度(引越安心マーク)」という制度を
公益社団法人 全日本トラック協会がスタートした事をご存知でしょうか
次回はこの「 引越事業者優良認定制度(引越安心マーク)」について
みていきたいと思います。
平成31年入社式
平成31年度入社式 4月1日入社式を行いました。本年度は10名が入社致しました。武藤社長からの訓示がありました。入社式後、昼食会を開催し取締役、幹部社員と懇親を深めました。