新型コロナの影響~自転車


 
7月ももう末日になりました。
本来であるならば 今頃 東京オリンピックで 日本中が沸き立き
夏の太陽と青空の下で奮闘する選手を応援していたでしょう。
 
ご承知の通り オリンピックは延期されたものの
どんよりとした梅雨空は延長されていますね。
 
1891年の統計開始以降
今月の日照時間は 今まで最も少ないとされる2003年の48.2時間を
下回る記録になりそうですし、
関東甲信地方での梅雨明けが7月中でない、
という遅さはなんと13年ぶりだそうです。
 
1951年以降 気象庁が発表している梅雨明けの記録では
最も遅かったのが1982年の8月4日、
次いで1998年と2003年の8月4日とのことで
こちらも日本記録が更新されてしてしまうのか、
すっきりとした晴天を待ち焦がれてしまいますね。
 
一方、全国的な新型コロナウイルスの感染再拡大により
テレワークから従来の一般公共交通機関を利用した通勤に戻っていた方々に
「密」を避ける自転車通勤が再注目されているそうです。
 

新型コロナ禍の自転車需要

 
実際に新型コロナウイルスの影響により どの業界も売り上げが激減している中
自転車業界は前年比2倍近くになる店舗も少なくないようです。
 

・給付金の使い道として高価な電動自転車を購入する方
・休校休園中の子供のストレス発散と運動不足解消に購入する方

・需要が伸びている飲食店から配達するウーバーイーツ等用に購入する方

 
こういった新型コロナの影響による需要の増加により
全国的に品薄状態とさえもいわれています。
また、普段は乗らなかった自転車の修理を依頼する方も増えたといいます。
 
また、6月19日から22日の実施期間で
週一回以上自転車通勤をしており、
かつ勤務先から自転車通勤を認められている
会社員の男女500人に行われたau損保による調査では
 
そのうちの115人、23%の方が
日本で新型コロナの流行が始まった後、
新たに自転車通勤を始めた人ということがわかりました。
 
自転車は「車両」に分類されているため
車道を通行することが大原則となっています。
 
道路交通法でも
「自転車道が設けられている道路においては、
自転車道以外の車道を横断する場合及び道路の状況その他の事情により
やむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければならない」
と定められています。
 
近年自転車用の道路もちらほらと街中で見られますよね。
どんな種類があるかご存知でしょうか
 

自転車用の道路の種類

 

「自転車道」
縁石線、柵や植樹等でしっかりと分離された自転車専用の通行道であり
「自転車専用」の道路標識が設置されている
自転車専用の幅や3メートル以上(やむを得ない場合は2.5メートル)

 

 

「自転車専用通行帯(自転車レーン)」
車両通行道路の左側に青色などで染色され、
視覚的に分離されている

 

「普通自転車の歩道通行部分(歩道の自転車レーン)」
歩道内に歩行者と分離して
自転車が通行するような染色等された通行道ではるが
車道上にもうけられたものではないため「自転車道」には該当しないそうです

 

 
国土交通省によると
この3種の道路は平成26年4月時点ではわずか約3000㎞とされています。
 
しかし、東京都では2020年オリンピック開催時までに
「東京都自転車走行空間整備推進計画」に基づき
外国からの来訪者も含め誰もが退会の雰囲気や観光地の賑わいを自転車で安全に楽しめるように競技会場や観光地周辺を対象に
約400㎞の走行しやすい空間を整備し確保することを推進してきました。
 
まさか 新型コロナウイルスの影響で 自転車人口が増え
オリンピックのために整備してきた自転車用の道路が活用されるとは
思いもよらない展開になってしまいました。
 
新型コロナウイルスの感染者は ご承知の通り
現在も増加傾向にあります。
それに伴い
今後も「密」を避ける自転車による通勤、通学者や
自転車による飲食物等の宅配サービスも増加が予想されます。
 
国土交通省の調べによりますと
左折時の自転車巻き込み事故に関して
死亡事故の9割が8トン超のトラックが起こしていることが判明しています。
 
整備された自転車専用道路がわずかなエリアでしか存在しない現状で
自転車人口が増えていることを踏まえ
車のドライバーはより一層の注意をしながら安全運転を心掛けなければなりません。

 

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6月12日 11:38

社内表彰レポート


今年も創立記念日でもある7/22に社内表彰を行いました。
新型ウイルス流行に伴い感染防止のため、表彰はあくまでもその時にいたメンバーのみに行われました。

永年勤続者は30年2名、20年1名、15年3名、10年1名です。

年間優秀者は最優秀者1名、優秀者2名、新人賞(3年目まで)4名、業績貢献5名

特別賞4名、業務改善賞5名、無事故賞3名です。

 

写真は本社での表彰の様子です。

 

 

写真は京都支店での永年勤続者のうち2名の表彰者です。

 

受賞された方、おめでとうございます!
これを機に更なる飛躍を期待しています。

今後も皆さまのご期待に沿えるように、社員一丸となって精進して参ります。

光洋サーモシステム様より表彰


私たちの仕事の中で、お客様から感謝のお言葉をいただけることは、何より一番嬉しいことです。

先日、5年ほど前からお付き合いさせていただいている光洋サーモシステム様が、『原価改善 改善賞』の表彰をしていただくため、京都支店に来社してくださいました。

当日は、弊社の進藤京都支店長と藤堂統括マネージャーが対応させていただき、直接『原価改善 改善賞』の表彰状を頂戴致しました。

 

 

本来であれば4/17に光洋サーモシステム様本社にて行われる式典において、社長様から表彰頂く予定でしたが、コロナ禍による影響で式典が中止となり、約3か月延期しての表彰となりました。

 

 

 

業務の励みになる素晴らしい賞をいただき、社員一同感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も皆さまのご期待に沿えるように、社員一丸となって精進して参ります。

豪雨時の運転


皆さま、こんにちは。

日本には数多くの雨の呼び名があります。
例えば夏によくみられる「神立(かんだち)」は神様がなにかを伝える「雷」を指す言葉から、夕立、雷雨を指すようになったという由来があります。

雨だけでも100種類以上あり美しく情緒があります。

しかし雨は自然の恵みでもある一方で脅威となることもあります。

先週末、九州地方で数十年に一度の集中豪雨を記録し河川の洪水、土砂災害と大規模な自然災害に見舞われました。

 

 

〈豪雨時の運転の注意〉

以前のコラムでも記したように雨天時の走行は様々な危険が伴います。
特に豪雨時は道路が冠水し大きな災害や事故に巻き込まれる恐ろしさがあります。

ここでは豪雨時の運転の注意事項を解説します。もしもの時にお役立てください。

 

・冠水路や川沿いは迂回する

浸水や水没の被害を回避するためには、立体交差点や高架下などのアンダーパス、すり鉢状にくぼんだ道を避けて走行します。冠水への注意や冠水時通行禁止などを表示した看板などを目にしたときは、道路冠水の危険性が高いので先へは進まず、必ず引き返しましょう。

 

・土砂災害の危険がある場所には近づかない

大量の雨が降ることで地盤が緩むと、崖崩れや土石流などの土砂災害が発生しやすくなります。土砂に車が直接巻き込まれるだけではなく、道路が寸断され孤立する危険もあります。

 

・高速道路の運転はなるべく避ける

突発的な短時間豪雨により通行止めになることもあります。高速道路の走行中に豪雨や強風に遭遇した場合には、慌てずにサービスエリアなどに入り、天候が落ち着くまで避難しましょう。

 

・強風にも注意

大雨のときは強風が伴うこともあります。風が強くなり車があおられてハンドルが取られやすくなるので通常よりも原則し、慎重にハンドル操作を行いましょう。

 

 

〈運転中に道路が冠水したら〉

車が冠水路でエンストしたら、慌てずにエンジンキーをオフにして避難を始めましょう。

もしエンジンの吸気系に水が入ってしまった状態で、エンジンをかけてしまうとエンジン自体が壊れてしまう可能性があるので、水が引いた後でもエンジンをかけるのは止めましょう。もし水圧によってドアが開かない場合はどうすればいいでしょう。

  • 慌てずにシートベルトを外す。
    車に水が入るとシートベルトが外せなくなる可能性があります。
  • 先の尖がった緊急用ハンマーを使ってガラスを割る。窓の四隅を割ると効率よく割ることができます。JAFの検証動画で傘や車のキーなど先の尖ったもので窓は割れるのかという実験をしていますが、ハンマーのみが有効でした。緊急用ハンマーは車内の手の届くところに準備を忘れずに。
  • ハンマーがない場合は、社内外の水位がほとんど同じになって水圧の影響が少なくなるタイミングを見計らいます。ドアが開きそうだと思ったら、大きく息を吸い込み足に力を込めて一気に押し開けます。

(参考:JAF)

 

〈雨の強さと降り方〉

大雨時はラジオやスマートフォンの天気予報で気象情報を集めることが多いと思います。その際、予報用語を正しく理解しておくことで豪雨や台風に見舞われた際も焦らずに行動できるでしょう。

 

車に乗っている時、特に影響を受ける雨の降り方は「激しい雨」、「非常に激しい雨」、「猛烈な雨」です。

「激しい雨」はバケツをひっくり返したように降る雨で高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。

「非常に激しい雨」は滝のように降る雨で車の運転は危険です。傘は全く役に立たなくなります。

「猛烈な雨」は息苦しくなるような圧迫感・恐怖感のある降り方で視界が悪くなるため非常に危険なレベルです。

 

「非常に激しい雨」、「猛烈な雨」は洪水や土砂災害が起きる可能性が非常に高いため、車から降り命を守るために最善の行動をとり安全な場所に逃げてください。

(参考:気象庁)

 

 

近年は積乱雲が帯状に固まって局地的豪雨が降る「線状降水帯」が次々と発生したことによって、大雨特別警報の頻発につながっています。いつどこでまた今回の九州地方のような豪雨があるかわかりません。豪雨に備えた避難経路の確保の確認や準備を怠らないこと、危険意識が大切になっていきます。

 

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新型コロナの影響~乗らない車


 
本日7月10日「潤滑油/オイルの日」という記念日だそうです
 

全国石油工業協同組合が

潤滑油が 産業活動から家庭生活まで広く使われている基礎資源であるということや
適切な使用によって省エネ、省資源効果も期待できることから、
潤滑油についての知識の普及浸透を図るために制定したとのこと
 

語呂合わせによる制定が多い中「納豆の日」なら容易に納得できるのですが
何故7月10日かというと
「710」を逆さまにすると「OIL」に似ていることからだそうです
よく思いつくなぁと感心しますよね!
 

せっかくの潤滑油記念日ですので
愛車のオイル交換をしてみてはいかがでしょうか
 

一方で 新型コロナウイルスの感染者数は
東京を中心として依然として収束する気配は見られないことから
なかなか日常生活に戻れず
自粛傾向にある人も少なくないでしょう
そんな方々のお車なら なおのこと オイル交換等をおすすめします
 
 

長時間乗らない車

 
 

今回の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為の外出自粛における場合だけでなく
出張や仕事の都合や怪我や入院といった理由で
長期間 車に乗らない、乗れない方の車は コンディションが悪くなってしまっている可能性があります。
 

車の年式や車種、
保管場所のコンディション、保管期間などによっても違いますが
車に乗らない期間が長いとどのようなトラブルになり得るかを確認してみましょう。
 
 

乗らない車のトラブルと対策

★エンジンオイルのトラブル

オイルの日ですので まずはエンジンオイルについてです。
 

エンジン内部のオイルは 1ヵ月エンジンをかけないでいると
エンジン内部の油膜が失われてしまいます。
これにより 腐食やサビが発生し これに気が付かずに始動しようとすると
潤滑不足いによって エンジン内部の焼き付け等
安全な走行を困難にする要因になってしまいます。
 

再始動時にはオイルレベルゲージでエンジンオイルの量や状態を確認し、
必要に応じて交換や補充も考えましょう。
 

★バッテリートラブル

車の心臓部分とも言われる「バッテリー」
走行することで充電されいたものが、長時間 動かさないでいると
それまでバッテリーに溜め込んでいたいた電気の量は
自然に放電されてしまいます。
いざ 車を始動させようとしても 「バッテリーあがり」の状態になるだけでなく
従来の充電機能が劣化し交換を余儀なくされる場合もあります。
 

週に一度は走行する、それが難しければ
エンジンだけでもかけることや
市販のバッテリーチャージャーを使用して充電しておきましょう。
 

★タイヤトラブル

人間も長時間同じ体勢でいたり、寝たきりの状態が続くと、
身体にかかる圧力が偏り、床ずれ等の症状が出てきてしまいます。
 

タイヤも同様で、接地面の1点にのみ長時間荷重がかかり、
知らず知らずのうちに空気が抜けてしまう可能性がある上、
タイヤ自体が変形したり、ひび割れをしてしまうケースがあります。
 

近年のタイヤの品質は非常に高いとされていますが、
通常でも1か月で25kPaの空気圧が低下するそうです。
長期間放置していた場合は
タイヤの空気圧とひび割れなどの変形を確認しましょう。
 

タイヤの劣化や悪変化を防ぐためには
少なくとも週に一度は走行する、
もしくは
少しでもタイヤと地面の接地面を変えましょう。

 

 
 

★車内のトラブル

長期間 密室状態の車内では 特にこの梅雨の時期 湿気がトラブルを引き起こします。
この湿気によって シートや天井部分等にカビが発生し、悪臭の原因ともなってしまいます。
 

カビの発生を防ぐ為には 空気の入れ替えが必要ですので
窓やドアを開けて 頻繁に換気し 除湿剤を入れておくと効果的に防ぐことができます。
 

また 食べこぼし等が疑われる時は 車内清掃もしておくと安心です。
 

★ガソリンのトラブル

ガソリンにも 賞味期限のようなものがあり、
環境にもよりますが 数か月で劣化が始まり
変色や酸化して悪臭を放つこともあり
放置し続けると エンジン内部で固着してしまったり
始動の妨げになり得ます。
 

ガソリンの劣化防止剤を使用する方法もありますが、
ガソリンスタンドまで走行し、給油して古いガソリンを新しいガソリンと混ぜましょう。
 

 

 

久しぶりに車に乗る際は このように様々なトラブルが起きている可能性があります。
 

対策を講じていなかった場合は ディーラーや専門店に相談し
安全を確保したうえで エンジンを再始動させましょう。
 

 

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あおり運転に注意


皆さま、こんにちは。

早いもので7月に突入し、2020年下半期がはじまりました。

7月と聞くと、もう夏だなと思いますね。

梅雨はまだ続きますが、晴れ間のは夏らしい強い日差しもあります。今年の夏はマスクが欠かせないため、普段よりも蒸し暑く感じるでしょう。こまめな水分補給紫外線対策などに注意が必要です。

 

6月30日から施行された改正道路交通法によって「妨害運転罪」が適用されました。

今回は、罰則が強化されることになった「妨害運転」の注意点、対策について特集します。

 

「あおり運転」(妨害運転)は、重大な交通事故につながる極めて悪質・危険な行為です。

ルールとマナーを守ってこそ成り立つ安全な車社会、妨害運転をしていなくてもいつどこで被害を受けるかわかりません。ドライバーは危険性を学び、より一層の安全運転を心がける必要があります。

 

 

〈あおり運転の対象となる違反「10類型」〉

1) 通行区分違反 

(他車に異常に接近したり、対向車線を逆走したりする)

 

2) 急ブレーキ禁止違反 

(後ろの車が危険を感じるような急ブレーキをかける)

 

3) 車間距離不保持 

(前の車との車間を詰める)

 

4) 進路変更禁止違反 

(急に車線変更をしたり、前車の前に割り込んだりする)

 

5) 追越し違反 

(左車線から乱暴に追い越しをする)

 

6) 減光等義務違反 

(わざとハイビームで照らしたり不要なパッシングを繰り返す)

 

7) 警音器使用制限違反 

(必要がない場所なのにクラクションを鳴らす)

 

8) 安全運転義務違反 

(蛇行運転や幅寄せなどを行う)

 

9) 最低速度違反(高速自動車国道) 

(高速自動車国道などで低速走行をする)

 

10) 高速自動車国道等駐停車違反 

(高速自動車国道などで駐停車する)

 

 

(参考:警視庁作成リーフレット)

〈罰則〉

●妨害運転(交通の危険のおそれ)

3年以下の懲役又は100万円以下の罰金、違反点数25点。

免許取消し(2年間再取得不可)

●妨害運転(著しい交通の危険)

5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、違反者講習点数35点。

免許取消し(3年間再取得不可)

 

(参考:警視庁作成リーフレット)

 

〈あおり運転の被害を受けた場合〉

・車の外に出ずに、すぐに110番通報をしましょう。

・慌てずサービスエリアやパーキングエリア等、交通事故に遭わない場所に避難する。

・ドライブレコーダーを設置!

事故やトラブルのときにドライバーを守るドライブレコーダーを装着し、有効に活用しましょう。記録された映像を見ることにより、運転者がヒヤリハット・交通事故を起こしやすい運転行動を振り返って客観的に確認することができます。交通事故の防止にも繋がります。

〈自転車によるあおり運転〉

今回から施行されたあおり運転罪は自転車も対象となります。

自転車についても車と同じように厳しい罰則を科すことにしていて、14歳以上であれば悪質な場合は刑事罰を受ける可能性があります。くれぐれもお気をつけください。

 

〈参考文献〉

警視庁

ドライブレコーダーの活用について

危険!あおり運転はやめましょう

 

警視庁はヘリコプターを使って妨害運転をする車がないかを空からの監視もはじめました。違反車両を見つけたら、地上で待機するパトカーに知らせ、連携して追跡し、徹底的に取り締まりを行う体制です。このした取り組みがあおり運転減少に繋がれば良いですが、なによりも1人1人のドライバーが「思いやり」「ゆずり合い」の気持ちを持って運転することがより一層大切になっていきます。

 

 

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