気象病と運転


全国的に例年より遅くはありましたが、各地で梅雨入りしました。東京では未だ晴れる日も多く、お天気雨が多い印象です。

 

梅雨といえば紫陽花ですが、紫陽花は土の状態によって花の色が変わることはご存知でしょうか?土の酸度が高いと青色に、酸度が低く中性~アルカリ性だとピンク色になります。

 

日本の街中でよく見かける紫陽花は青や紫が圧倒的に多いのは、火山大国であるため、酸性の土壌多いということなのです。

 

 

さて今回は、梅雨や天気が不安定な時に起こりやすい「気象病」の原因や対策を紹介します。

低気圧が来ると頭痛がするといった、天気の変化で体調が悪くなることはありませんか?この症状は最近注目されている『気象病』かもしれません。

 

<気象病とは>

気象病は、気候や天気の変化が原因でおこるカラダの不調の総称です。頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み(うつ)などさまざまな症状が出るのが特徴です。

季節の変わり目の梅雨や台風が多い時期に起こりやすいと言われています。気象病は天気痛とも言われます。

 

 

 

<気象病の原因とは>

気圧・気温・湿度など気象の大きな変化によって自律神経が乱れることが原因で起こると考えられています。特に影響が大きいのが気圧であり、低気圧接近時に症状が出る人が多いそうです。

また、気圧の変化には、耳の奥の「内耳」が大きく関係していると言われています。

 

「内耳」には、耳で受けた情報を脳や神経に伝える役割があり、めまぐるしく変わる気圧によって刺激されバランスを崩してしまうようです。

 

仕事柄、パソコンを長時間見ている人が多いと思います。夜遅くまでブルーライトを浴びると交感神経が刺激され、いざ眠ろうと思っても頭が冴えてなかなか眠れなくなり不調の原因になります。

 

 

<対策>

・規則正しい生活を
自律神経のバランスを整えるために、生活リズムを整えましょう。朝食を食べること、適度な運動、十分な睡眠をとる、スマホやパソコンの見過ぎは注意など。

 

・朝起きたら日光を浴びる
目から光の刺激を入れることで、体内では「セロトニン」が活性化されます。神経伝達物質のセロトニンには、自律神経を整える働きがあります。梅雨時期ですので難しい日もありますが、太陽が出てきたら深呼吸するのが良さそうです。

 

・耳回りの血流を良くする
血流が悪いと内耳のリンパ液も一緒に滞り、めまいや頭痛などの症状を引き起こします。よくマッサージしましょう。

 

・水分の摂りすぎは注意
体の上のほう(頭部など)に余分な水がたまると、「気」の巡りをさまたげ、めまいが起こると言われています。必要以上に水分を摂りすぎず、こまめにとることを注意しましょう。

 

 

<運転時に注意>

自律神経のバランスが崩れる原因には、人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、不規則な生活や偏った食事などもあります。

 

運転中は常に緊張している状態ですので、呼吸が浅くなりやすく自律神経のバランスが崩れやすい環境です。長時間の運転は同じ姿勢が続くため、心身ともにストレスの原因になります。

 

そのため、同じ姿勢が続いて固くなった肩・胸・ろっ骨回りをストレッチしほぐし深い呼吸をするよう心がけましょう。

 

 


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オリンピックと道路2


 本日6月18日は「海外移住の日」という日です。
 
1908(明治41)年、ブラジル第1回移民として
158家族781人が笠戸丸でブラジルのサントス港に到着した日になります。
それを記念として、総理府(内閣府)が1966(昭和41)年に制定しました。
 
奴隷解放の後 労働力が不足した南米に 就労先を求めた日本人が移住をした当時とは違い
近年 増加傾向にある海外移住の目的は
生活費の安さや住みやすい気候といった日常生活を豊かに送るためのメリットを求めているようです。
移住者の中では インターネットの普及により 居住地に拘らず 仕事も生活も円滑に行える環境が整っているという方も少なくないと考えられます。
 
移住先で人気な国は 1位がマレーシア、2位がタイ、3位がハワイ、4位がフィリピン、5位がオーストラリアだそうです。
どの国も温暖な気候と安定した経済状況、医療やインフラや治安の良さに加えて
親日国でもありますよね。
 

 
平成元年からの外務省の調査データによると
海外長期滞在者と永住者の合計は
平成元年の586,972人から見ると
年々増加し続け、
令和元年には 1,410,356人とピークを迎え
昨年の令和2年には 1,357,724人となっています。
昨年度は新型コロナの影響により 海外で生活する邦人の数も減少したものの
多くの日本人が世界中で活躍されていることを数字からも理解できます。
一方 日本でも多くの外国人が住んでおられますし
今後も各国でますますグローバル化が進んでいくことでしょう。

 

世界でもっとも古くからあるグローバルな祭典といえばオリンピック
 
開催を控え 着々と準備が進められています。
競技会場や選手村等の施設付近ではシティドレッシングも始まっています。
TOKYO2020」との表示が 近隣の駅のエスカレーターや階段に貼られ
街灯にはフラッグが取り付けられ 大会ムードを盛り上げる装飾が日々増えています。
 

●オリパラ関係車両用道路●

 
道路にも ピンク色のラインが引かれ始めました。
ただ これは どうやら シティドレッシングではないようです。
 
オリンピック、パラリンピック期間中の交通混雑を緩和するための交通対策として
大会関係者の車両が通るための道路に「専用レーン」と「優先レーン」を設けるとのこと。
 
専用レーン・・・・ピンク色の実線・・・計4.3キロ
優先レーン・・・・ピンク色の破線・・・計19.8キロ
 
この道路では道路交通法に基づいて規制され、
大会関係以外の車が通ると、交通反則切符(青切符)を交付され行政処分を受けるほか、
刑事罰(5万円以下の罰金)の対象になる可能性があるといいます。
 
このピンクのレーン以外にも
進入禁止エリア、通行禁止エリア、迂回エリアも各競技場周辺に設置されるそうです。
 

●ロードプライシング●

 
期間中 選手の移動には首都高速が利用されるそうですが
もともと平日は100万台以上が通行し、
1日当たり合計約70キロもの渋滞が発生する首都高速です。
 
オリンピック関係車両、なんと6千台という大量の車両がここに流入してくるとなると
容易におびただしい渋滞が予想できます。
 
平日の交通量を3割削減し休日レベルにするための交通規制による実験も2019年に行われています。
それは 交通規制のテストとしては過去最大級と言われる大がかりなものでした。
 
新国立競技場や選手村付近の首都高入口を閉鎖し、
加えて 交通量を調べながら他約30か所もの入口をも 閉じたりもしました。
 
東名高速などから首都高へ入る計11カ所の料金所では
通行できるレーンを減らしたり
一般道では都心を囲むように走る環状7号の交差点120カ所で、
午前5時から正午まで内側に向かう「青信号」の時間を短くし流入を抑えたりとテストを重ねました。
 
こういった実験により検討されていた「ロードプライシング」の実施に繋がりました。
 

 
首都高におけるロードプライシングは 具体的には
 
0時~4時の夜間帯に首都高速道路を利用する場合は ETC搭載車は料金を5割引し、
6時~22時に首都高速道路の都内区間を利用するマイカー等へ料金1,000円を上乗せするそうです。
 
なお、障害者手帳の保有者が運転・同乗する車両及び福祉関係車両は、東京都へ事前申請することで大会期間中における首都高の料金上乗せの対象外となり、
現在、「有料道路における障がい車割引制度」の適用を受けている方は、「申請不要」で料金上乗せの対象外となります。
 
料金上乗せの範囲については ETC搭載の有無により違いが生じますので
期間中に利用される場合は確認が必要かもしれません。
 
 

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京都支店 新中型ウイングゲート温調車を納車


先日、中型ウイングゲート車に続き、中型ウイングゲート温調車が京都支店に新たに納車となりました。

 

こちらの温調車は、真夏でも真冬でも常温で輸送できる空調機能が、荷室内に備わっているのが特長です。

様々な用途での利用が可能となります。

 

 

3月に納車された中型ウイングゲート車よりパワーゲートのサイズが大きく(プレート長:2,500mm)、
スムーズで安全な荷役作業をサポートいたします。

 

このような優れた機能が備わっているにもかかわらず、3t近い積載重量を確保しており、より重量精密機械の運搬に適した車両となっています。

 

 

 

こちらはお清めをした際の様子です。

 

御神酒をタイヤにかけてお清めし、安全運行とこれからの活躍を祈願しました。

これからも安全第一に、一層身を引き締め、業務に励んでまいります。

ワクチンツーリズム


本日6月11日は例年では梅雨入りの時期にあたります。地域によっては「入梅」とも言われています。

 

そんな梅雨入りの時期ですが、今年は季節外れの暑さで連日真夏日となっています。

雨傘より日傘を持つ機会が多い今日この頃ですが、夏本番の暑さが心配です。今から熱中症対策をしていきましょう。

 

<ワクチンツーリズムとは>

現在、世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されていますが、国によって接種スピードは異なります。ワクチン先進国のアメリカでは成人の70%以上がすでに1回はワクチンを接種済みといいます。州によっては海外からの観光客の受け入れも開始しています。

 

そこでワクチンが進まない、なかなか受けられない国や地域の観光客にワクチンを提供する「ワクチンツーリズム」が話題となっています。ワクチンを打って、ついでに観光もできるというサービスです。

 

ワクチン不足が深刻化していた台湾では富裕層がすでにアメリカへ接種すべく飛び立ちました。日本でもアメリカ行きのサービスの予約がはじまり、旅行会社には問い合わせが殺到しているとのことです。

 

 

いつになるかわからない不安

日本でもワクチン接種が開始され、医療従事者や高齢者からの接種が始まっているものの、地域によってスピードが異なります。一般成人はいつ接種できるのか、見込みがたっていない状況下で不安が募っています。
そのため、いますぐ打ちたい人や、仕事や海外にいる家族に会いに行くためワクチンツーリズムの利用を考えている人にとっては画期的なサービスです。

課題と懸念点

このワクチンツーリズム、まだはじまったばかりというのもあり不明点が多くあります。厚労省は海外での接種について、「副反応が起きても補償の対象にはならない」と注意を呼びかけていること、帰国後の隔離期間や政府が定める形式に基づいたコロナの陰性証明書を現地で取得すること、など懸念も残ります。

 

 

 

<観光・運輸業界にチャンス>

こうしたワクチン特需は観光産業を活性化させ、経済回復に貢献するメリットが期待されています。

国内のワクチンツーリズム事情

日本国内では高齢者向けのワクチン接種が本格化しています。

 

バス会社では接種会場までのシャトルバスに注力し、接種の円滑化をアシストしながらビジネスにつなげようとしています。

 

大阪府のとあるホテルでは、接種者を対象にした宿泊サービスをはじめました。接種会場へ移動するためのタクシー券付きで、1泊につき最大30時間滞在できる宿泊プランです。接種前も接種後も安心して過ごすことができます。また様々な飲食店で、接種後にワクチン接種済みの証明書を提示すれば通常よりお得に利用できるサービスも好調です。

 

 


 

ワクチン接種するために海外へ渡航することは難易度が高く、多くの人は国内で順番を待つことになると思います。接種会場の拡大、会社での接種環境整備など、接種準備が進んでいることは事実です。この先に見える光はそう遠くないのかもしれません。

 

こうしたワクチン接種に絡めた宿泊・観光サービスの需要は今後さらに伸びていくと考えられ、それに伴い旅客運送事業や運搬業も活発化していくでしょう。

 

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オリンピックと道路1


 6月に入り 紫陽花の美しい季節になり、
各地で梅雨入りをしたというニュースを耳にするようになりました。
 
東京ではまだ梅雨入りこそしていませんが、毎日不安定な雲行きで
湿気も高く、折り畳み傘を持っていくか迷う日が続いていますよね
 
6月は雨の多い梅雨時の月にもかかわらず、
「水が無い」と書く「水無月(みなづき)」と言うのでしょうか
 
それは 水無月の「無」が「の」にあたる連体助詞であり
「水の月」であることを意味し、
梅雨明けにあたる陰暦6月が、田に水を引く時期に由来すると言われています。
 
雨の多い時期になりますので
ドライバーはより一層の注意をはらい安全運転を心掛けましょう。
 

●路地の日

 
さて 先日の6月2日
この日は「路地の日」と呼ばれる日だったそうです。
 
「6」が「ろ」、「2」が「じ」という語呂合わせが由来で
 
昔からの裏道や路地が多い長野県下諏訪町の「路地を歩く会」が、
路地の良さを見直していくことを目的に制定しました。
同会は「かけがえのない路地を愛し、その風情を楽しみ、いつまでも残していこう」と活動を行っているそうです。
 
まだまだ都会の繁華街でも一本脇道を入ると
レトロな雰囲気の看板が並ぶ裏路地や
玄関先の植木鉢や猫の昼寝姿も発見できる小路が見られたりもします。
 
たまには いつも通る道から ちょっと寄り道をしてみるのも良いかもしれません。
 
 

 

とはいえ
知らない土地でカーナビを利用しているときに
細い路地に誘導されてしまうと 路地の風情を楽しむよりも
「本当にこの道で大丈夫?」と不安になったりする方も少なくないでしょう。
 
やはり ドライバーにしてみると
道路に行先が表示された「案内標識」があると
方向や距離など情報を得ることで
安心感を得られますよね。
 

●「案内標識」とは

 
案内標識は国土交通省、都道府県、市町村など、
それぞれの道路の道路管理者が設置しています。
 
一般道路の案内標識は3種類あります。
 

★経路案内

目的地の方向や距離、路線名、路線番号など経路を案内する標識

★地点案内

都道府県、市町村の境界や地点を案内する標識

例)都道府県名、駅名等の著名地点、名所等の主要地点等

★付属施設案内

道路の施設を案内する標識

例)駐車場、バス乗り場、登坂車線等

 
こうした案内標識は道路の端や上部に掲げられていて
ドライバーに必要な情報を運転しながらでも認識できるように表示されています。
案内標識の他にも大切なのは道路上に記された「道路標示」になります。
 

●「道路標示」とは

 
大正時代から設置され始め、戦後に全国で統一の様式が定められた
道路の交通についての規制や指示を路面に記した線・記号・文字です。
 
種別としては 転回禁止、車両通行帯、専用通行帯といった
「規制標示」の他に
 
横断歩道、停止線、中央線といった「指示標示」があります。
 
また 最近ではアスファルトの道路自体が青や赤、緑に塗られていたり、
カラー舗装されている道路も増えています。
 

 

●特別な道路

 
さて来月から開催される東京オリンピックの準備が
各地でラストスパートを迎えているようですが
 
競技会場等の付近の道路に
見慣れぬピンク色の道路標示がペイントされ始めています。
 
調べてみると 東京オリンピック用の優先道路などのようです。
これについては 後日またご紹介しようと思います。
 
 

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51期 期末振り返り会


先月5月29日(土)に、51期期末振り返り会を実施いたしました。

 

期末振り返り会では、51期の振り返りとともに、各部署ごとで反省点を踏まえて話し合い、来期へ向けた目標や改善などをそれぞれ発表いたしました。

 

開催においては、前回の上期振り返り会に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、例年に比べて縮小規模にとどめ、各拠点からはオンラインでの参加という形式での開催となりました。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大は、世界に大きな変革の波をもたらしました。大きな変化に順応していくためにも、弊社ではニューノーマル時代の新しい働き方にトライしていきます。

 

そしてより一層のサービス向上を目指し、誠心誠意努力させていただきます。今後岩瀬運輸機工にどうかご期待ください。これからもどうぞよろしくお願いいたします。