本日11月19日は「世界トイレの日」だそうです。
トイレメーカーが創設した記念日かな?と思いきや
2013年に国連総会で制定された国際デーなのです。
ユニセフと世界保健機関(WHO)が発表した「衛生施設と飲料水の前進2013」によると
2011年末の時点で、世界人口の3割を超える約25億人が
衛生的なトイレを使用できない状態にあり、
このうち、約10億人は屋外で用を足していました。
自然や河川の汚染など不衛生な環境下で
5歳未満の子供が 1日約1600人感染症や下痢等によって亡くなっていました。
「劣悪な公衆衛生のために人々が犠牲となっている事実を無視することは出来ない」と
シンガポールのジャック・シム氏が2001年の今日
創設した非営利団体「世界トイレ機関」が「世界トイレサミット」を開催したことに由来した記念日が「世界トイレの日」です。
この団体は世界42か国の55の組織を傘下に置き
例年この日にトイレの問題を考えるイベントや取り組みを世界各地で開催しています。
そして 世界のトイレ施設と公衆衛生の改善は年々少しずつ向上していますが
世界では今も、3人に1人の約23億人がトイレのない生活を送っています。
日本のトイレが高性能で衛生対策にも優秀というのはとても知られていますが
その日本とほぼ同じ人口のエチオピアでは
約93%の人が整備されたトイレを利用できておらず、
トイレへのアクセス率は全世界で最下位と言われています。
そして毎年約8,500人の子どもが汚れた水と劣悪な衛生状態で5歳になるまでに亡くなっています。
排泄行為は どんな人間にもあるというのに
トイレについて人前で話すことはタブーであったり、
恥ずかしいという意識がありますよね。
しかし、この「世界トイレの日」が
世界のトイレ事情に目を向ける機会になればと思います。
車を運転をしている最中、
車に乗っている最中の困り事といえば
「トイレに行きたくなること」ではないでしょうか
トイレ付きのバスもありますが
ほとんどの車両には トイレはありませんので
当然トイレのある施設やコンビニ、公園、ガソリンスタンド等を探さなくてはなりませんよね。
高速道路でトイレに行きたくなってしまった時は
まずはリラックスです!
高速道路には、
サービスエリア(SA)が約50km間隔、
パーキングエリア(PA)が約15km間隔
で設置されています。
100km/hで走行をしていれば、15kmの距離を進むのにかかる時間は、わずか9分です。
SA・PAまでの距離を記載した標識がありますので、
まずは標識を確認しましょう。
身近な町や慣れた道路であれば
そこまでの道のりや距離感もわかるのですが
旅行先等では厄介です。
おすすめは スマートフォンの携帯電話の専用アプリです。
様々なアプリがありますが、例えば
「トイレ情報共有マップくん」という無料アプリでは
最寄りのトイレ情報をいつでも確認でき
ナビが案内もしてくれます。
また、和洋式、多目的、公衆、車いす対応等の情報も掲載されていて
旅先等で困らないためにダウンロードしておくと良いかもしれません。
また
車中泊やキャンプをする際に重宝するのが簡易携帯トイレです。
一昔前と違い、密閉力が向上し 匂いにも配慮されているので
車内でも快適に使用できるそうです。
水洗式ポータブルトイレや ジャバラ式コンパクト設計のトイレ等
タイプも様々で
防災グッズとしても注目されています。
車に乗る前には トイレを済ませておく、
高速道路に乗る前には トイレに立ち寄るといった事前準備はされているかと思います。
ただこれからの時期 寒さ対策もひとつのトイレ対策に繋がります。
身体が冷えるとトイレが近くなるものです。
身体を冷やさないような服装を心掛けましょう。
コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなど、カフェインを含んだ飲料には
利尿作用の強いカフェインが含まれていますので
トイレが心配な場所に行かれる際には控えた方が無難でしょう。
また予め長時間の運転を予定している場合には
大人用の紙おむつ、失禁パンツといったものを着用しておくのも選択肢の一つです。
最近のものは吸収力等にも優れているそうなので
安全な走行の為にもトイレ対策は大切です。
男性なら ちょっとした場所があれば
トイレがなくても用を足せる方法がありますよね
いわゆる「立ちしょん」です。
しかし マナーやモラルの観点からもいかがなものですし
場所が場所なら「軽犯罪法違反」になります。
ドライバーの利尿作用は
安全運転にも大きな影響を与えます。
運転中の自分に合った、状況に応じたトイレ対策を
あらためて考えてみてはいかがでしょうか