2020年も2月となりました。
今年の冬は暖冬と言われていますが、
今週末にかけてグッと冷え込むことが予想されています。
各地で大雪等の雪害への対策をされていることと思いますが
車両の整備や冬対策が万全であっても
豪雪地域のドライバーでなくても
車に乗られる際は 是非とも〝ある対策”を行っていただきたいのです
その〝ある対策”とは
「猫バンバン」という行為です。
雪や雨、寒さをしのぐために
エンジンルームやタイヤの周りの隙間など、
自動車の内部に入り込んでしまった猫を外に逃がすために
ボンネットを叩く行為を「猫バンバン」と言います。
ただ、猫は一般的に暗くて狭い場所を好む傾向があるので、
冬期限定の対策ではなく、
沖縄県などの暖冬な地域でも注意が必要だそうです。
ボンネットを叩くこと以外でも
ドアを強めに閉める、クラクションを鳴らすといったことも効果的です。
また、そもそもの侵入をカバーや忌避剤、超音波発生器といったもので
防ぐ方法も場合によっては検討してみるのもいいかもしれません。
昨年の1月の一か月間で
エンジンルームに動物が居るとのJAFへの救護要請は27件もあったとのこと。
しかも猫だけでなく、リスやねずみや蛇といった動物も入り込んでいたそうです。
万が一 巻き込んでしまった時は すぐにエンジンを停止し
ディーラーに連絡します。
清掃費用などは 破損や交換の必要性の状況によりますが
15000円から50000円くらいが相場のようです。
悲しい事故を防ぐために 出発前、エンジンをかける前に
この「猫バンバン」を行い、
念のためボンネットを開けて
出発前の点検もしてみることをおすすめします。
冬の運転前には 「猫バンバン」もしかり
冬特有の対策が必要です。
ボンネットを開けて 今一度確認してみましょう。
特に 冬場は 意図せずに
エンジンが停止してしまうエンスト(エンジンストールの略)が
起きやすいと言われています。
・燃料切れ
・点火系トラブル
・燃料系トラブル
・制御系トラブル
・エンジンルームからのエア漏れ
・運転操作ミス
エンストの原因は それは様々です。
マニュアル、オートマ、軽車両もトラックも
どんな車にも 起こりえるトラブルです。
この時期にエンストを防ぐため
点検や整備等 冬対策を講じておきたいのが
「バッテリー」と「エンジンオイル」です。
JAFの救護要請の年間トップ、そして
毎年1月は約36%が バッテリートラブルによるものだそうです。
皆様は いつバッテリーの交換をされましたか?
「あまり頻繁に乗らないから」
「近所の買い物程度にしか乗らないから」
という場合は むしろバッテリーの寿命は極端に短くなり
交換すべき車両といえます。
気温の低いこの時期は特に
エンジンをかけるために必要な電気を起こすバッテリーの性能が低下しがちになります。
次回は 冬のバッテリー対策について
記していきたいと思います。
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