6月に入り 紫陽花の美しい季節になり、
各地で梅雨入りをしたというニュースを耳にするようになりました。
東京ではまだ梅雨入りこそしていませんが、毎日不安定な雲行きで
湿気も高く、折り畳み傘を持っていくか迷う日が続いていますよね
6月は雨の多い梅雨時の月にもかかわらず、
「水が無い」と書く「水無月(みなづき)」と言うのでしょうか
それは 水無月の「無」が「の」にあたる連体助詞であり
「水の月」であることを意味し、
梅雨明けにあたる陰暦6月が、田に水を引く時期に由来すると言われています。
雨の多い時期になりますので
ドライバーはより一層の注意をはらい安全運転を心掛けましょう。
さて 先日の6月2日
この日は「路地の日」と呼ばれる日だったそうです。
「6」が「ろ」、「2」が「じ」という語呂合わせが由来で
昔からの裏道や路地が多い長野県下諏訪町の「路地を歩く会」が、
路地の良さを見直していくことを目的に制定しました。
同会は「かけがえのない路地を愛し、その風情を楽しみ、いつまでも残していこう」と活動を行っているそうです。
まだまだ都会の繁華街でも一本脇道を入ると
レトロな雰囲気の看板が並ぶ裏路地や
玄関先の植木鉢や猫の昼寝姿も発見できる小路が見られたりもします。
たまには いつも通る道から ちょっと寄り道をしてみるのも良いかもしれません。
とはいえ
知らない土地でカーナビを利用しているときに
細い路地に誘導されてしまうと 路地の風情を楽しむよりも
「本当にこの道で大丈夫?」と不安になったりする方も少なくないでしょう。
やはり ドライバーにしてみると
道路に行先が表示された「案内標識」があると
方向や距離など情報を得ることで
安心感を得られますよね。
案内標識は国土交通省、都道府県、市町村など、
それぞれの道路の道路管理者が設置しています。
一般道路の案内標識は3種類あります。
★経路案内
目的地の方向や距離、路線名、路線番号など経路を案内する標識
★地点案内
都道府県、市町村の境界や地点を案内する標識
例)都道府県名、駅名等の著名地点、名所等の主要地点等
★付属施設案内
道路の施設を案内する標識
例)駐車場、バス乗り場、登坂車線等
こうした案内標識は道路の端や上部に掲げられていて
ドライバーに必要な情報を運転しながらでも認識できるように表示されています。
案内標識の他にも大切なのは道路上に記された「道路標示」になります。
大正時代から設置され始め、戦後に全国で統一の様式が定められた
道路の交通についての規制や指示を路面に記した線・記号・文字です。
種別としては 転回禁止、車両通行帯、専用通行帯といった
「規制標示」の他に
横断歩道、停止線、中央線といった「指示標示」があります。
また 最近ではアスファルトの道路自体が青や赤、緑に塗られていたり、
カラー舗装されている道路も増えています。
さて来月から開催される東京オリンピックの準備が
各地でラストスパートを迎えているようですが
競技会場等の付近の道路に
見慣れぬピンク色の道路標示がペイントされ始めています。
調べてみると 東京オリンピック用の優先道路などのようです。
これについては 後日またご紹介しようと思います。