早くも春の陽気を感じるようになりました。
3月に入り日差しが暖かくなったような気がします。
冬は1年でもっとも紫外線量が少ない季節ですが、油断は禁物です!
夏場は真上から降り注ぎますが、冬場は太陽の位置が低くなるため横から顔全体に当たります。
運動不足解消のためにランニングやウォーキングをしている方もいらっしゃると思いますが、肌を守るために日焼け止めをするなど紫外線対策をしましょう。
さて、この数字は何を表していると思いますか?
実は2020年の東京から転出した人の人数なんです。
20年5月に比較可能な13年7月以降で初めて転出超過となり、7月以降は転出超過が続いています。
コロナ禍になり地方への移住、UIターンが中注目されています。UIターンとは出身地に戻って就職、Iターンとは出身地以外の場所で就職することを指します。
特に現在では、首都圏で生まれ育ったものの、就職・転職を機に地方へ出て行く「Iターン」が多いです。地方といっても交通の便が良く、買い物施設が充実している場所は多く、そういったところへの移住の需要が高まっています。
東京都の転出者数はこの1年で増え続けています。
地方活性化を目指す自治体や優秀な人材を獲得したい地方企業が制度の充実をしたり、自治体側も充実した支援をしてくれたり、手厚い待遇が待っています。
総務省は今年1月29日、住民基本台帳に基づく2020年の人口移動報告を発表しました。東京都は、転入者数が転出を上回る「転入超過」となりました。しかし、規模は前年より縮小し、月別では7月から6カ月連続で転出が上回っています。
この背景には
・企業や大学がリモートに転じたことから東京にいる必要がなくなった
・人口密集を避けたい
・仕事のライフスタイルの両立できるより良い環境を求める
などが挙げられます。コロナ禍により行動が制限される息が詰まる生活が続きます。
そんな窮屈さからの脱出、豊かな自然でのびのび過ごしたいという気持ちの変化から、近隣3件や地方への移住、就職が増加しています。
地方に移住した場合のメリット・デメリットを簡単に紹介します。
・土地の価格、物価が都市部に比べて安い
・安い住宅費で広い家に住める
・自然が身近にある
・食べものが新鮮で美味しい
・仕事の幅が狭まる、給料が下がることがある
・マイカーは必須
・自然災害に注意
・病院が遠い
各都道府県には仕事・住まい・暮らしなど移住を支えるポータルサイトがあります。
移住メリットがわかり、どんな仕事ができるか探せるので、移住を考えている方の心強い味方になります。
内閣府「プロフェッショナル人材事業」と連携し、新事業の展開などに取り組むために必要となる知識や経験を有するプロフェッショナル人材と県内中小企業とのマッチングを進め、雇用につなげ、県内中小企業の経営革新の実現を支援します。
東京から栃木県までは車で約2時間ということもあり、”どっぷり定住”と”ちょっぴり通い”を両方推奨しています。2拠点居住への情報も充実。
移住者向けの住宅ローンや各種補助金制度、空き家をリノベーションするときのサポート制度など、支援制度も充実。
移住を検討している人のためのレンタカー基本料金の割引、引越基本料金の割引や、住宅ローン優遇などの特典がもらえる「かがわ暮らし応援隊」の申し込みが可能。
コロナ禍で東京都区部 への人口集中は一服し、全国各地に分散しつつあります。東京都の転出超過はいつまで続くのでしょうか。
3月は卒業、引っ越しシーズンです。新年度を迎える準備のためこの機会に転出者はさらに増加するでしょう。
このまま都市暮らしのままでよいのか、視点を変えて考えてみる時間があっても良いと思います。