4月になりました。
世間では新学期、新生活がはじまる時期となっています。
冬眠していた動物たちも起き活動します。
桜が咲く時期、風情がありあたたかな陽気で心も晴れ渡ります。そんな春ですが、南風が吹く影響で黄砂に気をつけなければなりません。
黄砂は韓国や中国で観測されることが多いですが、日本列島にも飛来しており九州から近畿、北陸、東北を中心に見通しが悪くなっています。気象庁によると、先日東京でも10年ぶりに黄砂観測したそうです。
鼻炎や結膜炎などのアレルギー疾患も、黄砂によって悪化すると考えられています。
なるべく外出を控えることも大事ですが、家にいるとき網戸をキレイに掃除にしとくのも対策のひとつです。網戸を汚れたままにしておくと、黄砂や花粉を部屋の中に侵入させてしまうことになり、体調不良にもつながります。4月は特に多いので今後も注意が必要です。
3月23日、エジプトのスエズ運河で台湾の会社が運行する大型コンテナ船が座礁しました。スエズ運河がアジアと欧州を結ぶ海上輸送の要衝であること物流停滞が心配されました。29日夕方にコンテナ船の離礁作業が終わり、運河の通航が再開されたものの、新型コロナウイルス流行の影響で生じた世界的なコンテナ不足に拍車を掛ける恐れがあると危ぶまれました。
会場輸送に用いられるコンテナの不足が、深刻な状態に発展しつつあります。
事の発端は2020年に発生した新型コロナウイルスのパンデミックです。感染拡大への対策として世界各国で都市封鎖が起き、経済が停止しました。これにより大量のコンテナが港に積み上げられるようになりました。パンデミックの最初の発生地である中ですが、経済の再開も1番早く、アジアに残っていたコンテナを中国が次々と欧米に輸出しました。
しかし大量の荷物が押し寄せても、北米やヨーロッパでは制限が続くため作業員やドライバーが不足しており荷物をさばききれていないのが現状です。
巣ごもり需要により世界的にオンラインショッピングの売り上げが伸びています。
世界の貿易数量は去年6月以降、6か月連続で前月と比べて増加しているという統計もあります。しかしアメリカではコンテナ処理に遅延がかかっているため、アジアなどに十分な量が戻らなくなっていると言います。世界で使われるコンテナは9割以上が中国で生産されていますが、急激な需要の増加で、新しいコンテナの供給も間に合っていません。コンテナが自体高騰していることから、航路によっては運賃が通常時の3倍まで膨れ上がっています。
コンテナの不足は物流コストの値上がりだけでなく商品自体の価格も値上がりする可能性があります。長引く北米やヨーロッパの都市封鎖。港が通常通りに動かない限り、コンテナ不足は解消されません。
日用品の輸出に遅れが出ていることもあり、私の日常にも影響を及ぼすかもしれません。