皆さま、こんにちは。
早いもので8月半ばです。
東京2021オリンピックもあっという間でした。
コロナ禍と過酷な夏の暑さの中で行われたオリンピック、
無観客での実施という異例づくしの大会となりました。
日本は過去最多の58個のメダルを獲得、金メダルは27個でした
皆さまはどの競技が印象に残っているでしょうか?
技の競い合いや力強さだけでなく、チームワークや国を超えた熱い友情に感動した人も多いのではないでしょうか。
マスク姿の選手たちが表彰台でメダルの喜びを噛み締める姿は、今までに見たことのない光景でした。
今回の開催に賛否両論ありますが、この先の未来へ確実に受け継がれていくでしょう。
さて今回は、ECサイトが好景気で注目される「ワンストップ物流」を紹介します。
ワンストップサービスはよく聞く言葉ですが、物流にもその波は広がっています。1つの場所でまとめてできるため、配送コストやロスを削減につながります。
では具体的にどのような仕組みでメリットがあるのでしょうか。
複数の場所や工程に分散していた関連する手続きやサービスなどを、一ヵ所でまとめて対応できるようにしたものです。具体的には荷受けから保管・梱包、ピッキング・流通加工、配送手配、出庫まで納品するまでのすべての工程を一貫して行えます。
なかにはギフト商品の箱詰め等のセット組み、ギフト包装などの単一業務にも対応してくれる物流センターもあります。
近年「巣ごもり消費」需要の高まりを受けてEC市場が拡大しています。店舗での販売を中心にしていた小売業がネット通販の取り組みを本格化したり、メーカーがネット経由で直接消費者に商品を販売するDtoC事業などECビジネスは多様化しています。
そうした動きにも柔軟に対応できるワンストップサービスが物流において需要が高まっています。
物流でワンストップサービスが取り入れることができれば、以下のようなメリットがあるでしょう。
工程ごとに物流センターが違うと出荷時に配送代が発生します。ワンストップサービスなら同じ倉庫で一貫して行えるのでコストダウンが期待できます。
工程ごとに工場を移動する手間がなくなるので、トラックドライバーの負担軽減につながります。
配送時に起こり得る商品破損や汚れ・傷などの心配がなくなります。また、渋滞や悪天候による業務並びに配送遅延も防ぐことができます。
ワンストップサービスは物流工程にだけでなく、近年では顧客管理が決済管理といった物流の周辺業務まで含めた一括受託が行われるケースもあります。サイト構築・運用から物流オペレーションまでをワンストップで対応することで、業務連携がスムーズになり、効率的な物流が可能になります。
EC市場の拡大により、ワンストップ物流ができるロジスティクスセンターが続々と都内近郊にオープンしています。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県といった都市にアクセスしやすい立地である、東京・湾岸エリアが人気です。その他にも、商品の仕上げ加工・熟成などにも利用されることもあり、倉庫・冷凍庫・冷蔵庫などの施設機器が備わっている施設なども存在します。多様化するロジスティクスセンターとワンストップ物流に目が離せません。