皆さま、こんにちは。
今回は地震が起きた時の対応方法について紹介いたします。
10月7日(木)22時41分頃、最大震度5強を観測する地震が東京や埼玉他 関東地方で発生。
総務省消防庁によると、首都圏の5都県で計32人が重軽傷を負ったことが確認されました。
東京23区内で震度5強を観測したのは、2011年3月11日の東日本大震災以来、10年ぶりです。
その前日には岩手県沖で最大震度5強の地震が深夜に発生したばかり。日本全国で大地震への警戒感が高まっています。
7日の地震により、各種交通機関では運転見合わせなど大きな乱れが見られました。
どのような影響がったのか、利用時に地震に遭遇した場合の対処法について確認していきましょう。
・首都圏のJR各線などで運転見合わせ、一時運行
・日暮里舎人ライナーで一部車両が脱輪
・品川駅で停電
など
ダイヤが大幅に乱れて多くの人が帰宅困難となりました。鉄道各社は運転再開後、終電を大幅に遅らせるなどして対応していました。
電車は揺れを感じると自動的に停車します。急停止してバランスを崩し怪我をしないように以下のことに気を付けましょう。
・立っている場合はつり革や手すりにしっかりとつかまります。
・座っているときは落下物に気をつけ、バッグなどで頭を保護しましょう
・勝手に降車するのは危険です、駅係員の指示に従いましょう
・照明や掲示板が揺れ落下する危険性があります。柱やベンチに身を寄せましょう。よける場所がない場合は、電車内に避難します。
・立っていられなくなるほどの大きな揺れの場合、ホームから落下しないように気をつけましょう。しゃがみ、柱や壁に身を寄せます。
・首都圏の高速道路で通行止め、渋滞
・各所で水道管破裂
・日本郵便の郵便物が配達に遅れ
など
・ハザードランプを点灯して徐々にスピードを落とし、一旦道路の左側に停車してエンジンを切ります。
・揺れがおさまるまで車外には出ず、カーラジオなどで情報を確認しましょう。
・車を置いて離れるときは、窓を閉め、キーをつけたままにしましょう。
今回の地震による、羽田など首都圏の空港には被害はありませんでした。
・羽田空港は震度5弱を観測したことで、滑走路を閉鎖
・運航に影響のある施設の被害は無いことを確認後、滑走路4本とも運用を10月8日(金)未明に再開
首都直下地震が発生しても建物の倒壊などの 被害はないと予想されています。店の外に出て、天井部材なその落下に気をつけロビーに集まりましょう。
上記のように首都圏の交通網は地震の影響で大混乱しました。電車が止まり、道路は渋滞、帰宅困難者が相次ぎました。
そこで大活躍したのが、共同で自転車を利用する「シェアサイクル」です。乗りたい時に借りて、行きたい場所で返すことができるサービスのため、地震発生直後から都心部のポートにおける利用数が急上昇。家路へ着くための手段として活用されました。発生時間帯が夜遅くだったため、早く帰路につきたい人達が多く電車の代替手段となりました。
大手シェアサイクル事業者によると、災害時には道路状況の悪化などが懸念されることから、今回のような緊急利用は想定していなかったといいます。地震など災害発生時は地面のひび割れや道路の陥没、建物の倒壊など様々な危険が隣り合わせです。自転車を使う時はこうした点に注意しましょう。
東日本大震災時には未普及だったシェアサイクルが新たな公共サービスとして受け入られようとしています。
交通面の対策だけでなく、避難経路や防災グッズの見直しは万全ですか?南海トラフ地震や首都直下地震に備え、今からできることを実践してみましょう。