歴史上初の大型連休が いよいよ目前に迫っています。
昨年末、特別法案「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律案」
が成立しました。
新天皇の即位・改元は 5月1日で、この日は祝日となります。
そして、国民の祝日に関する法律により、
祝日に挟まれた日は、「国民の休日」となるため、前後も休日となり
2019年のゴールデンウィークは 史上初の10日間連休ということになります。
10代~70代の男女1,117名を対象に、インターネット調査によると
連休の取得率については
10連休以上・・・33%
7~9連休・・・5%
5~6連休・・・33%
3~4連休・・・16%
なし・・・12%
「2019年のGWをどのような事に活用しますか(複数回答可)」の問いに
1位・・・自宅でゆっくり休む → 61%
2位・・・海外旅行 → 43%
3位・・・国内旅行/帰省 → 36%
また 長期の休暇であることから 休養と外出をバランスよく取り入れた過ごし方をされる方が
多くいるようです。
しかし 例年より 外出のピークが分散されると予想されている
とはいえ、ゴールデンウィークは 通常時よりも交通量が激しく増加し、交通集中による渋滞が発生することは避けられません。
多くの方が 連休前の旅行計画の際、渋滞を避けるため
帰省ラッシュの予想情報などを参考にします。
こうした渋滞予測は、NEXCOの前身である旧日本道路公団が
昭和62年から開始した情報案内です。
この渋滞予想は 過去3年分の渋滞データを重ね合わせ
このデータに、曜日配列、道路の開通状況や料金割引制度の変更点
潮目や周辺イベントの開催状況なども加味して最終的な渋滞予測を算出しています。
また 車両にナビが搭載されていなくても
スマートフォンアプリのGoogle Map では
ナビだけでなく、リアルタイムの渋滞状況や交通情報を見ることができ、
ユーザーが実際に使っているスマートフォンの移動状態から収集している為、
精度が高いといわれています。
ゴールデンウィークだけでなく この渋滞予報は
一般家庭から物流業の分野でも幅広く活用されています。
その精度が上がったからこそ
一般ユーザーのみならず企業ぐるみで この情報を最大限に活用し
渋滞緩和を目指し、快適で円滑な交通状況にしていきたいものです。
「サンデードライバー」とは
平日に仕事やプライベートで車を運転することはほとんどなく、
休日でしか車の運転をする機会がないドライバーのことを言いますよね。
サンデードライバーでも 運転の技量やテクニックなどは もちろん異なるのですが
一般的に 運転に不慣れな印象が否めません。
このサンデードライバーだけでなく 運転初心者や
レンタカーなど普段乗りなれない車両を利用するドライバーも
ゴールデンウィークともなれば 普段より道路に溢れることが予想されます。
そして そういったドライバーが
慣れ親しんだ道でない、初めて利用する道やめったに乗らない高速道路の利用も増大します。
ブレーキを頻繁に踏む
ブレーキを踏み続ける
高速道路の追越車線をマイペース走行
高速道路の合流や分岐がスムーズにできない
ライトの点灯を忘れる
上記のような 傾向が多くみられるそうです。
ベテランのトラック、トレーラのドライバーさんたちは
運転に不慣れなドライバーを見つけた際には
寛大な気持ちと警戒心を持ちつつ
いつもよりも十分な車間距離をとり 安全運転を心がけましょう。