ご存知でしょうか
本日10月18日は 「ドライバーの日」だそうです。
物流産業新聞社が
「10(ドラ)1(イ)8(バー)」の語呂合わせによって制定しました。
トラック・バス・タクシーなどのあらゆるプロドライバーに感謝するとともに、プロドライバーの地位向上を目指す日なのだそうです。
日本全国の人々の衣食住を陰で支えているのは こういったプロのドライバーでもあります。
本日は 改めて全てのドライバーへ感謝し そんな彼らの日々の安全を願いましょう。
道路を安全に走行する妨げとなっている要因として
強風や大雨といった気候による影響などもありますが、
最近では人為的な妨害「あおり運転」が社会問題となっています。
一体 何故危険な行為をするのか
あおり運転をするドライバーについて理解を深めましょう。
長閑な高原を、素晴らしい景観の中をゆったりと気ままに運転するのは
とても気分が良いものですよね。
しかし 実際のところは 時間に追われていたり、渋滞に巻き込まれたりと
思い通りにいかない自動車の運転には、イライラやストレスがたまりやいものです。
さらに自動車という閉鎖的で密閉的な空間が、平常心を保てず攻撃的にしやすいというのです。
確かに ハンドルを握ると人が変わる、という人もいますよね。
自動車を運転してい時には、ドライバーは狭い空間におり、頑丈な鉄の壁に守られている感じがします。
このような匿名性の高い車内ですと攻撃行動が生まれやすいのです。
道路上で、もしくは走行中は 他のドライバーの顔もよく見えないことがほとんどです。
アイコンタクトやジェスチャー、会釈や笑顔が上手に伝わればスムーズにいくところを
気が付かないうちに 不愉快にさせたり不安にさせることもある、
またそれが「あおり運転」という攻撃に繋がるかもしれない、という事を念頭におきましょう。
あおり運転をする人は ただただ怒りっぽい乱暴な人というイメージですが、
自分なりの正当性や被害者意識を持っています。
自分が先にあおられた、相手の運転マナーが悪い、前の車が遅くて自分が妨害されたと感じ
正当性のある反撃として 暴言暴力などの攻撃を行います。
また、奇妙な自信、歪んだプライドを持っているのですが、その自信は非常に不安定なものなので、
自分の自信やプライドを守るために通常とは異なる解決方法や手段を選んでしまいます。
自分を特別だと感じ、自分の利益の確保と拡大を常に望んでいるため、
その望みがかなわないと傷つき、相手を自分の評価を下げる脅威と感じて、問題解決より攻撃を優先してしまうのです。
「弱い犬ほどよくほえる」ということです。
また いくつかのあおり運転の加害者側の車には 女性が同乗していたということも注目すべきポイントです。
多くの場合、人は同性だけでいる時よりも、「男らしく」「女らしく」ふるまうようになります。
男性なら、女性に良いところを見せようとしたり、勇気を出して女性を守ろうとしたりするでしょう。
しかし、その「男らしさ」を誤解している人が あおり運転をエスカレートさせてしまうこともあります。
権威や力があたかもあるかのように見せるために、相手を威嚇し、ねじ伏せるような横柄で乱暴な言動、
ヤクザ映画で見るような男優を「男らしい」と思ってしまっている人と
そういった男性を好意的に思ってしまっている同乗者であれば あおり運転はエスカレートする一方でしょう。
あおり運転をされたという経験をもつドライバーに普段の運転について調査したところ
・十分な車間距離を保つ・・・92%
・ウィンカーは早めに出す・・・92%
・進路を譲る・・・90%
とマナーを守って安全運転を心がけている様子がわかります。
またそのドライバーに運転に自信があるかどうか調査したところ
ある・・・17%
どちらかといえばある・・・53.%
と回答していることから、運転に不慣れな初心者だけでなく
あおり運転の被害に遭う可能性があるということを意識しておく必要があります。
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