こんにちは。
自粛の大型連休が終わりましたが、5月末まで緊急事態宣言が延長されたことで頭を抱えている人も多くいらっしゃると思います。高齢者のワクチン接種もはじまりましたが、各地で混乱が相次ぎ一般の人たちの摂取はいつになるのやら…と待ち遠しいです。
ここで世界のワクチン接種事情をご紹介します。
ワクチン先進国アメリカでは人口の5割近い人が少なくとも1回接種しています。ドーナツチェーン店のクリスピークリームドーナツでは、ワクチン接種を呼びかけるため、ワクチン接種記録を提示した客にドーナツを1つ無料で提供するキャンペーンを始めました。
イタリアでは12月末からはじまり、ワクチンは無料で誰でも受けられ、接種の義務はないとのことです。ワクチン接種や検査での陰性を証明する「グリーンパス」を発行し、携帯していれば行動制限が厳しい地域にも移動できるようになります。
このように世界中で集団免疫獲得のために工夫をしています。
さて今回「逆走車に注意」をテーマに挙げ、現在国道などで急増している逆走車への対策を特集します。近頃ニュース番組でも国道で逆走している車や自転車を見かけることが多く、それによる事故も珍しくありません。
逆走は高速道路や自動車専用道路のインターチェンジやジャンクションで多く発生しています。高速道路に入る場所を間違え、出口から入ってしまい逆走になるのです。そのため逆走をしてしまった人の多くは故意や過失でなく単に道を間違えたという理由が多いのが現状です。
またNEXCO東日本によると、高速道路の逆走は66%が高齢ドライバーによるものといいます。高齢で判断力や認知機能が低下してしまうと、咄嗟の時にその判断が出来ず、ミスを回復させようと逆走につながる運転してしまうケースが多いです。
こうした事故を減らすために各自治体・警察庁は高齢者ドライバーへ、免許返納の呼びかけを行っています。高齢者ドライバーの運転能力を把握するため、高齢者安全運転診断センターや講習会などもあります。こちらも活用してみてはいかがでしょうか。
高速道路を走行していて逆走車両に遭遇したら速度を落とし、車間距離をしっかりとって、前方に注意して走行しましょう。同乗者がいれば110番に通報してもらいます。同乗者がいない場合は、最寄りのサービスエリアやパーキングエリアにある非常電話から通報しましょう。(運転中の電話は危険です)
コロナ禍で人との接触が少ない自転車に人気が高まっています。自転車乗車率が増えたことに伴い自転車事故もまた急増しています。高速道路では歩行者や自転車は立ち入りできません。
自転車で進入してしまう原因のひとつとして、ナビアプリによる自転車の誤進入があります。自転車モードにすると高速道路に誘導されるというのです。最近ではデリバリーサービスの需要も高まることからこうした危険走行も相次いでいます。
高速道路や自動車専用道路上で自転車や歩行者などの立ち入りを発見したら、110番か道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報しましょう。焦らずに落ち着いて行動しましょう。