12月に突入しました。
今週は12月下旬から1月の寒さになり厚手のコートを出した人も多いのではないでしょうか。
この先、本格的な寒さが訪れると予想されています。
冬の車内はとても冷えます。暖房をつけていても、手先や足元が冷えると身体の冷えを感じやすくなります。暖かい靴下や足首ウォーマー、などで防寒対策をしましょう。
また、暖房をつけると空気は乾燥してしまいます。
そこで車用加湿器を設置し加湿することをおすすめします。
コンパクトなサイズでお手軽な価格で購入できるため、
風邪や感染症を予防に役立ちます。
また、朝晩のつゆで濡れた落ち葉は滑りやすいため、自転車やバイクの方はお気をつけください。
さて、今回は「地方鉄道」に注目していきたいと思います。
新型ウィルスの影響は鉄道にも大きな影響を及ぼしています。
外出自粛により観光業界は衰退、観光地は閑散としました。
乗客数の落ち込みにより全国の鉄道が危機に陥っています。
鉄道マニアを惹きつけるイベントや、地方だからこその景色を活かした新たな取り組みが、鉄道各社で実施されています。
地方鉄道の課題と取り組みを紹介します。
若者の都市への流入により、地域の過疎化が深刻な問題となっている地方鉄道は観光路線を頼りにしていました。しかしこのコロナ禍でその状況は一変しました。
地方に住む人にとっては大切な交通の脚のひとつである鉄道。
コロナ禍による人口減で経営が危ぶまれています。
都会に比べると車の利用率が高く車社会であるというのもまた、乗客数の落ち込みに関係していると思われます。
静岡県富士市の岳南鉄道(通称・岳鉄)の名物は、1927(昭和2)年製造の電気機関車「ED501」。
11月に行われた「秋の岳南電車まつり月間」では、通常1日開催のところ1か月間に来場客を分散させ感染リスクを大幅に削減させて開催しました。
岳南貨物で活躍した機関車を運転士と内部を見学しながら解説受けたり、ハンドルを動かしながら質問できたりと鉄オタなら必見といったイベントが用意されました。8000形車両を貸切走行中の各機器が発する音と最も近い場所で録音できるという音鉄向けの企画や、普段立ち入れない終電後の吉原駅ホームに滞在し、留置してある車両の中でも過ごすことができるプランなど、大人向けのマニアックな催しが話題となりました。
銚子電鉄はいま、地方鉄道が直面するモートリゼーションや少子高齢化により経営不振が続く中、コロナ禍で大打撃を負い困難な状況が続いています。
経営破綻の危機を脱出し、「ボロボロの変電所」を直して鉄道を守る資金調達ために自主制作で映画「電車を止めるな!」を作りました。
映画のチケット代やオンラインストアで発売している映画グッズやユニークなご当地商品で資金調達をしています。カートレールや線路な石といったマニアには嬉しい?商品も販売しています。こうした取り組みが話題になりテレビで取り上げられ、復興に少しずつ近づいているそうです。
新型コロナの感染拡大により今後、Go To キャンペーンは延期になり不特定多数の人との接触を避けるため、電車ではなく車を使っての移動がしばらくは続くと思われます。
それまでは地元客にフォーカスを当てた企画や、共同の町おこしによる集客を積極的に行っていく必要があるでしょう。
クラウドファンディングなどインターネットで資金調達をしている鉄道会社もあります。
直接足を運べなくてもオンラインショッピングやクラウドファンディングを利用して支援することはできます。
車と同じぐらい私たちの生活に欠かせない電車。
ぜひ一度、地元の鉄道に目を向けてみてはいかがでしょうか。