新年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか。
例年よりもおうちで年越しをする方が多かったことでしょう。
若者離れがあったおせち料理や年賀状の需要が高まったといい、伝統的なお正月が戻ってきたように見えます。
先日7日、東京都と近隣県3県で緊急事態宣言が再発令されました。感染拡大を防ぐため、職場に出勤する人の数を7割削減するよう呼びかけを行うとしています。今後さらにテレワークが日常的になるだろうと言われている現在、「在車勤務」が注目を浴びています。
そこで今回のテーマは、新しいテレワークスタイル「在車勤務」です。
在宅勤務だと家で仕事をするのは子供たちが騒がしくて集中できない、大事な会議で周囲の音が気になる…など支障もありますが、「在車勤務」ですと、周りの音を遮れるため仕事に集中できます。少しの工夫をするだけで車を部屋として活用できるため、新たな働く場所として期待されています。
在車勤務のメリット、注意点、快適に働くアイテムなど紹介いていきます。
クルマの中で仕事をすることは以下のような良い点があります。
・静かな場所だから業務に集中できる
・自宅の仕事環境を整えるには時間がかかるが車なら簡単
・海岸や自然の近くに停めればリフレッシュできる
などが挙げられます。
そして、日産がいち早く注目し取り組みが話題になっています。日産が新しい働き方の提案として特設サイト「OneMoreRoom」を開設しました。クルマをもうひとつの部屋として利用するため、4つのヒントを提案しています。
自宅にあるものを活用できる自作ツールとして、余ったダンボールが膝上デスクになる「ダンボールデスク」を提案し、公式サイトで紹介しています。今すぐに在車勤務がはじめられます。
テレビ会議などある程度の回線速度が必要な場合は通信状況が乱れてしまう可能性があります。エンジンは始動させないこと、ポケットWi-fiを活用、電源の確保は欠かせません。
飛行機と同じように長時間同じ姿勢を取ることには注意が必要です。シートの間隔が狭いことから、こまめに身体を動かしたり外に出て深呼吸をすることが大切です。
車内を快適オフィスにするためのアイテムを紹介します。
・折りたたみテーブル
ハンドルに差し込むだけでPCテーブルになります。段ボールでは不安と思う方も専用のテーブルなら安心。休憩時にも活躍します。
・ポータブル電源
エンジンOFFでも電化製品が使える充電式ポータブル電源は必須アイテム。PCの充電だけでなく、アウトドアでも役立ちます。
・防寒グッズ
冬の車内はとても冷え込むため暖房は欠かせません。しかし危険も伴うため、エンジンを使用せずに車内を暖めることをお勧めします。USBコンセントに繋いで使えるポータブルヒータークッションやヒーターマットはとても便利です。
ミニバン・ハイエースをベースにしたキャンピングカーの需要が伸びています。近年のキャンプ人気も伴い、いっそのことクルマを買ってしまおうと思っている人も多いとのこと。電源供給が強化されているため、テレワークにピッタリです。冷蔵庫や電子レンジ、マックファンを搭載した車両もあり、換気もバッチリ!エアヒーター搭載なので冬場も暖かく睡眠にも最適です。
クルマを所持していなくても、全国各地にあるカーシェアリングスポットを利用するというのも新しい働き方のひとつです。これからさらに進んでいくニューノーマル時代に順応に対応するために、クルマでの働き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
今年も皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。