皆さま、こんにちは。
ついに関東地方も梅雨入りしましたね。
湿度の高い日が続きなんとなく気持ちがスッキリとしませんね。
以前にもお話しましたが梅雨時期はタイヤと道路の接地面に水が入り込んでスケートのように滑ってしまう「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすい状況となりスリップによる交通事故の危険性も高まります。
できるだけゆっくりと運転するのはもちろん、ウインカー点灯やブレーキを早めるという行動は周囲のドライバーへの意思表示にもなりますので、心がけるようにしましょう。
さて今回は「続・梅雨の運転」、梅雨の時期は雨だけでなく車内の湿気対策も心がけましょう。毎日雨が続くこの時期は、湿気のせいで車内がカビ臭くなったり、体調不良になったり、車内が濡れてしまったりするなど、悩みがつきません。車内に広がる雑菌の臭いは車内ストレスを高めます。
食べ物など直接臭いの原因となるものを載せないように配慮していても、湿気によって増殖したカビなどが原因でこの時期特有のニオイが発生します。梅雨の時期を乗り越えるための「湿気・ニオイ対策」を紹介します。
雨の日にカーエアコンが嫌な臭いを発してしまう原因は細菌やカビによるものです。
室内と違って車の中は閉め切っているため、なかなか湿度が低くなりません。
そのため菌は繁殖し嫌な臭いが発生してしまいます。細菌やカビは乾燥に弱いので、しっかり換気することを心がければ予防・改善が可能です。
エアコンをつけた際に感じる嫌な臭いの原因は、高確率でエバポレーターであると言われています。市販の洗浄スプレーで清潔を保つことができますが、
徹底的に洗浄したいのであれば専門業者に依頼することも良いでしょう。
しっかりとカーエアコンのクリーニングを行なうと、1年を通して嫌な臭いがせず快適にエアコンを使うことができるようになり快適に過ごすことができるでしょう。
カビの原因がカーエアコンのフィルターにある場合、フィルターを取り外して掃除することは難しくありません。
フィルターは外から取り込んだ風が最初に触れる部分でもあるので、汚れも発生しやすいです。こちらのフィルターについては、多くのメーカーで1年に1度程度の交換を推奨しています。
中には活性炭などが入っていて、嫌な臭いを防止する効果が高いものも多いのでこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
車内のシート下のスペースやラゲッジボックスなどに乾燥剤を入れると除湿できます。
また車内で雨で濡れた靴のままであがりたくないと思うときは
ありませんか?
そんな時に使えるのは「珪藻土(けいそうど)マット」です。珪藻土は藻類(プランクトン)の一種の「珪藻の殻の化石」が蓄積したものです。優れた吸水力と速乾力の機能があります。湿度の高いところでは湿気を吸ってくれて、乾燥している場所では自分の中に溜め込んだ湿気を外に吐き出してくれる。そんな高性能な素材です。
カビや結露の発生を防止したり、脱臭性能や防火性能にも優れています。
雨の日の車内の湿気対策を紹介させていただきました。
蒸し暑い日が続き、新型ウイルスの影響でまだまだマスクが取り外せない
息苦しさもありますが、少しでも快適に安全運転ができればと思います。