目次
長く暑かった夏もそろそろ終わりを迎えたようで、いよいよドライブに最適な季節、秋がやってきました。
美しい紅葉を眺めながらのドライブは格別ですが、秋から冬にかけては、路面状況や気候の変化に注意が必要です。
まだまだ夏の名残もちらほら感じられますが、季節はあっという間に進んでいきます。
心地のいい季節でももちろん安全運転を心がけ、冬本番に備えましょう。
日が短くなり、薄暮時の運転が増える秋。夕暮れ時は視界が悪くなるため、早めのライト点灯を心がけましょう。
薄暮時は、人間の目が明暗に順応しにくく、視界が狭まるだけでなく、距離感や速度感が掴みにくくなるため、注意が必要です。
対向車のライトや街灯の光で、歩行者や自転車が見えづらくなることもあります。
特に、横断歩道や交差点では、十分に注意して徐行運転を心がけましょう。
秋が深まると、朝晩の気温がぐっと下がります。
特に、橋の上やトンネルの出入り口、日陰などは路面が凍結しやすいため、注意が必要です。
路面温度は外気温よりも低くなる場合があり、気温が氷点下でなくても凍結する可能性があります。
路面凍結が起こると、タイヤのグリップ力が低下し、スリップ事故を起こしやすくなります。速度を控えめにする、急ブレーキや急ハンドルを避けるなど、慎重な運転を心がけましょう。
秋から冬にかけては、温度差により霧が発生しやすくなります。
霧が発生すると、視界が著しく悪化し、前方の車両や歩行者を認識することが難しくなります。
霧が発生している場合は、フォグランプを点灯し、速度を落として安全運転を心がけましょう。
また、濃霧で視界が極端に悪いときには、ハザードランプを点灯することで、後続車に注意を促すことも有効です。
秋の長雨や、標高の高いドライブでの降雪は、路面を滑りやすくします。
雨天時は、タイヤのグリップ力が低下し、スリップ事故を起こしやすくなります。
特に、秋は濡れた落ち葉で滑りやすいため、注意が必要です。
冬本番を迎える前に、スタッドレスタイヤの準備をしておきましょう。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路面でのグリップ力が高く、冬道の安全走行に欠かせません。
スタッドレスタイヤを早めに準備するメリットは、以下の点が挙げられます。
冬が近づくと、スタッドレスタイヤは需要が高まり、品薄状態になることがあります。早めに準備しておけば、希望のタイヤを確実に手に入れることができます。特に、近年は、原材料価格の高騰や生産の遅れなどにより、スタッドレスタイヤの供給が不足する傾向があります。
冬になると、スタッドレスタイヤの価格が高騰する傾向があります。早めに購入することで、費用を抑えることができます。また、早期割引キャンペーンなどを利用すれば、さらに安く購入できる場合があります。
交換予約が取りやすい: タイヤ交換は、ガソリンスタンドやカー用品店で行うことができますが、冬になると予約が取りづらくなることがあります。早めに予約しておけば、希望の日時に交換することができます。
スタッドレスタイヤは、新品の状態では本来の性能を発揮できません。装着後、ある程度の距離を走行することで、タイヤが路面に馴染み、グリップ力が向上します。これを「慣らし運転」と言います。早めにスタッドレスタイヤに交換することで、冬本番までに慣らし運転を済ませておくことができます。慣らし運転は、一般的に100km〜200km程度走行すれば十分です。
夏タイヤやスタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、適切な保管方法も重要です。
直射日光は、タイヤのゴムを劣化させる原因となります。保管場所は、直射日光が当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。
高温多湿な環境も、タイヤの劣化を早めます。保管場所は、湿気が少なく、温度変化の少ない場所を選びましょう。
タイヤカバーをかけることで、汚れや紫外線からタイヤを守ることができます。
タイヤを積み重ねて保管すると、変形する恐れがあります。タイヤラックなどを使用し、立てて保管しましょう。
タイヤを正しく保管するには注意事項が多くあります。信頼のおける業者に保管を依頼することも長持ちのコツと言えるでしょう。
秋から冬にかけては、路面状況や気候の変化に注意し、安全運転を心がけましょう。また、冬本番に備え、早めにスタッドレスタイヤの準備をしておくことが重要です。
岩瀬運輸機工は、安全・安心な輸送サービスを提供するため、ドライバーの安全教育や車両の整備を徹底しています。お客様に安心してサービスをご利用いただけるよう、これからも安全運転に努めてまいります。
岩瀬運輸機工について詳しくは《こちら》から