京都支店にて、鉄道車両基地へ車輪転削盤の搬入作業を行いました。
鉄道車両の車輪は鉄で出来ており、日々線路を走行することにより摩耗し、表面が複雑に変化します。
この摩耗により乗り心地が悪くなることや、安定走行に支障を来すことがあります。
そのため、一定周期で車輪を切削加工し、正しい踏面形状に戻す必要があります。
車輪転削盤は大型で特殊な構造の機械であるため、現場によっては搬入に専用のガントリークレーンを用いることがあります。
また、今回搬入した現場の線路にはリアクションプレートと呼ばれるリニアモーター駆動用の電気導体が敷設されております。
作業でそれらを損傷させないよう、数百メートルに渡って合板と鉄板で厳重な養生を行いました。
写真は一連の搬入作業が終了したため、重機で養生機材を撤去している様子です。
約3週間に及ぶ作業でしたが、無事故で作業を終えることが出来ました。
今後も岩瀬運輸機工は超プロとして、お客様に満足していただける最高のサービスを提供してまいります。