10月に入ってもなお 暖かい日々が続いておりましたが
このところ急激に気温が低下し、「秋」はどこへ?といった気候になり
あわてて衣替えをしたという方も少なくないのではないでしょうか。
コートの出番が早まってしまったかもしれませんが、
新型コロナの感染者数も減少傾向にあり
対策を踏まえながらも 秋の旅行や外出を計画されている方が
増えてきているようです。
auコマース&ライフが 全国20代~60代の男女500名を対象に
今年8月に行った調査では
「新型コロナが落ち着いたらやりたいこと」
のランキング1位は「旅行」でした。
発表された結果は
1位 国内・海外旅行(76.8%)
2位 外食(56%)
3位 舞台・映画鑑賞(26.6%)
4位 ライブ・フェス参加(24.2%)
5位 帰省(17.8%)
※複数回答
長期にわたり 外出自粛といった行動の制限や
度重なる緊急事態宣言により 恒例だった行事やイベント等の延期や中止、
そして 社会全体の重苦しい雰囲気に
誰しもストレスを感じているでしょうから
アンケート結果には 共感しかありませんよね。
感染者数が減少してきているとはいえ
この秋の外出や旅行を計画される方は
おそらく優先的に感染対策を考慮されていることと思います。
感染対策の一つとして 人ごみを避けたり
多くの不特定多数の人との接触を少なくすることができるため
旅行手段として「車」の利用が 安心とされる方も少なくないでしょう。
しかしながら 長い期間 外出を控えていた方々が
久しぶりにハンドルを握る機会が増加すると
事故の危険性も高まってしまいます。
運転の機会が少なくなると車両本体もトラブルのリスクが高まり
バッテリー上がり等でロードサービスの要請が増加する傾向があります。
運転前には 自動車の点検をするようにしましょう。
また 長い間 外出していなかった高齢者は特に
運動する機会も、人と接して会話する機会も減り、
気持ちが塞ぎ込んでいくばかりの生活により
認知症やフレイルが進行したり 機能低下が懸念されています。
高齢者ドライバーの事故を未然に防ぐために
衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術でドライバーの安全運転を支援してくれる車
「セーフティ・サポートカー(サポカー)」を新たに購入する、
という方法もあります。
しかし 新車購入はコストの面で 難しい場合
今乗っている車に後付けできる機能を搭載することもできます。
2019年4月東京・池袋で 高齢者ドライバーがブレーキと間違えてアクセルを踏み続け
暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡するという痛ましい事故の判決が
先月ようやく下ったことは まだ記憶に新しいかと思います。
高齢者ドライバーによる事故の多くは
ペダルの踏み間違えによるものが大変多いのが現状です。
この踏み間違いを自動車自体が防ぐサポートをしてくれる車両が
「サポカー」になります。
サポカーには「踏み間違い加速抑制システム」が搭載されています。
その機能はこちら
1 障害物への衝突被害軽減
誤ってアクセルを強く踏んでしまったときに加速を抑制し、
進行方向の約3m以内の障害物を検知し衝突被害を軽減します。
2 バックで速度が出すぎない
後退時にアクセルを強く踏みすぎて5km/h以上になってしまったとき、加速を抑えます。
3 低速走行時の急加速回避
約30km/h以下の低速走行(前進)時に急アクセルを踏んでしまったとき、加速を抑えます。
カメラではなく、超音波センサーにより障害物を検知するので
夜間でも対象物がガラスでも捉えることができるそうです。
またいずれの場合も ブザーとランプで注意喚起してくれます。
これらのシステムは 「後付け」も可能な車種もあるので
低価格で装備できるシステムとしても注目されています。
「サポカー」に搭載されているこのような先進安全技術は、
交通事故の防止や被害の軽減に役立ちますが
あくまでも安全運転のサポートシステムになります。
いかなるドライバーも安全運転を心掛けなければなりませんが
この秋、久しぶりのドライブの準備に
ご両親の乗るお車に
このシステムを検討されてはいかがでしょうか