株式会社 岩瀬運輸機工

岩瀬運輸機工は、超精密重量機器の特殊輸送・搬入・据付業者として
輸送の提案・改善・開発に取り組む国際的物流事業者です。

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冬の運転 雪対策


 新年あけましておめでとうございます。

 皆様方におかれましては新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 本年もどうぞ「運搬ブログ」をよろしくお願いいたします。
 
 

 
昨日は 太平洋沿岸にある低気圧の影響で、関東南部を中心に雪が降り

東京23区や千葉県、茨城県南部では大雪警報が出され

東京の都心で一時、積雪が10センチに達するといった4年ぶりの大雪となりました。
 
東京消防庁の発表によると

雪道や凍結した路上で歩行者が足を滑らせたり、

自転車の利用者がハンドルを取られたりして転ぶ事故が多発し

昨日から今朝7日の午前9時までで 転倒により病院に救急搬送された人は

9歳から97歳の215人とのことです。
 
いずれも症状は軽く重傷者はいないといいますが

突然の大雪に 靴の準備をしていなかったり

自転車で通勤してしまったいた といった街の声が報道されていました。

あらかじめ 雪対策をしていれば

防げた怪我もあったかもしれませんね。
 

 

●都心の雪の事故●

 
6日から7日午前8時半までに、

東京都内では雪の影響とみられる交通人身事故が計77件発生しました。

幸い、亡くなった方はいないとのことですが

冬の事故、雪の事故こそ

あらかじめの対策を講じておけば 減少できるのではないでしょうか。
 
ハイヒールの女性が 突然の雪に 靴屋さんに駆け込むより

出先で急いで 冬用タイヤ、スタッドレスタイヤに履き替えるのは難しいかもしれませんので

本格的な冬を迎える前に交換しておくことが重要です。
 
初雪が降る前にスタッドレスタイヤに履き替える方が多いそうですが

降雪の有無に限らず、気温が低下してきたら履き替えるのが望ましいそうです。
 
その目安となる気温は 7度 だそうです。
 
夏用タイヤは、外気温7度以下の環境ではゴムが硬くなり、グリップ力が低下してしまうため

雪や路面凍結がなくても 最低気温が7度を下回るようであれば

あらかじめ履き替えておきましょう。
 
また スタッドレスタイヤだからといって油断は禁物です。

雪やアイスバーンの状態によっては

滑り止めの効果が高い「チェーン」を常備しておくことをおすすめします。
 

●凍結スポット●

 
道路や歩道が凍結しやすい場所では 今回の大雪でも事故が多発しています。
 
安全な靴を履いていても 冬用タイヤを履いていても

危険な場所を避けることで 事故や怪我も防ぐことができます。
 

〇歩道

 

・横断歩道、特に白線部分
・地下鉄や地下街からの出入り口付近
・車の出入りのある歩道
・バスやタクシーの乗降場所

 
横断歩道は 走行する車の熱により溶けた雪が凍りやすくなっています。
さらにタイヤの摩擦で磨かれてしまうため、滑りやすくなってしまいます。
特に白線部は、水が浸みこまない塗装のため、アイスバーンができやすいと言われています。
 
人や車の通行が多いスポットでは 雪が踏み固められ滑りやすくなります。
 

〇道路

 

・橋の上、陸橋
・トンネルの出入口付近
・交差点/停止線付近
・坂道

 
今回の雪でスリップ事故が多発したり 立ち往生が発生した箇所がやはり「橋」でした。
地面から離れている吹きさらしの場所でもあり、下からの水面の冷たい空気により気温が下がりやすく
路面が凍結しやすいスポットです。
 
トンネル出入口付近は、解け出した雪が凍結していることも考えられ、
雪、氷、ウェットとさまざまな路面状態にさらされる滑りやすいスポットです。
 
停止線付近は、ブレーキ・発進が繰り返し行われているため、
路面がツルツルになっていることが多く
雪の日などは 停止線を示す標識より少し手前で止まることをおすすめします。
 
特に後輪の接地が弱い下り坂の走行にはエンジンブレーキを利用し横滑りに気を配りましょう。
 

 

●雪国と東京●

 
雪国や積雪のあるエリアの方々にとってみれば

東京の雪なんて たかだか数センチ積もったぐらいで と呆れてしまわれることもあるのもわかります。

「北から目線」「雪国マウント」といった言葉もあるそうです(笑)
 
降雪に慣れていない東京などでは

その数センチの積雪でも 転倒や事故が後を絶ちません。

雪に対する経験のなさ が原因の一つかもしれないのですが、

そもそも 雪がそんなに降らない地域では 除雪を考慮した広い道路を作っていないのです。

北海道などの寒い地域の道路の幅が広いのは こうした理由からなのです。
 
鉄道でも 雪国の路線では路線が少なく、広い間隔で運行しています。

この広い間隔のおかげで 次発の列車の前に除雪用のラッセル車を運行することもでき、

そもそも路線が少ないので 融解装置の設置個所も少なくて済むのです。

めまぐるしい運行本数の首都圏の路線では 年に数回あるかないかの大雪のために

雪国と同様の対策を望むことは難しいでしょう。

 

長年にわたり培われた雪国の知恵や工夫が

今後 首都圏に見合った雪対策に繋がると良いですね。
 
まだまだこれから気温が低くなり冬本番になるかと思いますが

ハンドルを握られる方は 引き継ぎ路面凍結などに注意し

いっそうの安全運転を心掛けましょう。
 
 

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